おはようございます。
世界を舞台にココロが震える本物体験を提供し、『子どもの真の才能を発掘する』、才能発掘ハンターMasamiです。
先日、ティンカリング体験イベントを行いました。
ティンカリングとは、試行錯誤をしながら考える力を養う、力学や理数(STEM)について遊びながら学ぶことの出来る教育アプローチです。
親チームvs子どもチームで、モアファンというブロックを使って橋を作り、水を入れた500mlのペットボトルを何本乗せられるかを対決しました。
そこで見えてくるものは何かと言うと・・・
親子で同じことをやることで、子どもの本来の姿が見えてくるのです。
授業参観や保育参観、運動会や発表会など、園や学校での子どもたちの様子を見る機会は確かにあります。
けれど、普段と違う雰囲気に子どもが緊張したり、甘えたりするので、
”なかなか本来の姿を見せられないなぁ”
と幼稚園教諭時代に思っていました。
ところが、親と子、同じことを(分かれて)やってみると、子ども本来の姿を見ることができるのです!
実際に、今回のティンカリング体験に参加してくださったAくんのお母様はこんなことをおっしゃっていました。
「うちの子、あんなにしゃべるなんて知らなかった。」
Aくんは、お母さんのいる大人チームに勝とうと、率先してアイディアを出してチームを引っ張っていってくれていました。
この姿、普段は見えない姿だったのですね。
親子同じことをやったからこそ見えた、新しい才能の一面なのです。
さて、親子対決の結果を言うと、子どもチームの勝ちでした。
子どもチームはペットボトルを15本乗せたのに対して大人チームは5本。
本気でやってもらった結果です。
よく、”子どもだから”と手加減する人がいますが、私はその必要はないと思っています。
あなたが思うより、子どもはしっかりと考える力、工夫する力を持っているからです。
そして、一緒にやるという経験も必要ですが、”対決する”という対等な立場で物事に取り組む経験が、子どもの新たな才能、今まで見えなかった才能を発掘させるのです。
親子対決をすると、子どもだけではなく、あなたの考える力、能力も伸びていきます。
「悔しいね」
「どうやったら勝てたんだろう」
と対決後も大人チームは話し合っていたのがその証。
親子で能力を伸ばす機会をぜひたくさん作ってあげてくださいね!
子ども&あなたの可能性は無限大!
Category 専門家コラム . 発達 . 真のグローバル人の育て方 . 親と子のコミュニケーション 2017.12.11