おはようございます。
世界を舞台にココロが震える本物体験を提供し、『あなたと世界をつなげる専門家』、ワールドLifeプロデューサーのMasamiです。
最近、”自己肯定感を育てる”という重要性が、ちょっとずつ世の中にも注目を浴びるようになってきました。
その影響か、”親から受けた影響が子どもをネガティブにさせる”という負の連鎖について取り上げる記事も見かけるようになりました。
せかいくでも”大人のための教育”をやらせていただいていますが、まさに、親や大人の考え方や接し方が、子どもの自己肯定感や自尊心に大きく影響するのです。
そこで今日は、海外の大人がどのように子どもの自己肯定感を育てているのかをご紹介します。
海外の自己肯定感の育て方は、とっても単純。その方法は・・・
「あなたはなんてかわいいの!」
「あなたはプリンセスよ!」
「あなたはすばらしい!」
と、とにかく子どもを褒めること!
アメリカに住んでいた友人いわく、
「向こうでは、失礼だけど、そんなにかわいくない子でも、
”あなたはプリンセスよ!なんてかわいいの!””あなたは完璧よ!”
と、とにかく褒めていた」
とのこと。
ありのままの自分をた~っぷり褒めてもらうことで、自己肯定感をぐんぐん育てているのです。
(その反面、出来ないことはとことん出来ないなどという極端な面もあり。)
日本では、「あなたはプリンセスよ!そのままのあなたで完璧よ!」という言葉はなかなか使わないのではないかと思います。
それは、
”そんなことを言って、子どもがわがままに育ったらどうしよう、偉そうに育ってしまったらどうしよう”
という根拠のない不安を持っているからです。
けれど、きちんと思いやりや優しさを学んでいる子は、たっぷり褒められてもわがままになることはほぼありません。
また、他の人から子どもを褒められたときには、謙虚さを前面に発揮し、
「いえいえ、そんなたいしたことないんですよ~
うちの子なんてぜんぜんダメで~」
なんていってしまいがち。
ある記事にもありましたが、それを子どもが聞いていたら、子どもは無意識に”自分はダメな人間なんだ”と思ってしまい、自己肯定感が育ちにくくなってしまうのです。
謙虚さがあだとなってしまうのですね。
謙虚な気持ちを持つことも良いですが、褒められたら『ありがとうと素直に感謝する』ようにしてみてください。
感謝をされてイヤな気分になる人なんていません。
子どもも親が自分のことで「ありがとう」と他人に感謝している姿を見れば、自分が誇らしくなり、自己肯定感を育てていくことが出来ます。
まだまだ褒められたら素直に感謝することが難しい日本人。
そろそろグローバル基準になって、自分でも家族でも褒められたら、
『ありがとう』
と素直に感謝してみませんか?
子ども&あなたの可能性は無限大!
Category マナー . 世界の文化 . 専門家コラム . 真のグローバル人の育て方 . 親と子のコミュニケーション 2017.07.31