おはようございます。
乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真の”グローバル脳”と”ココロ力”を育てる専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
あなたは食事の時のマナー、気をつけていますか?
最近、
・イスにきちんと座れない
・ぼろぼろ床にこぼしながら食べる
・食べ掴みの時期はとっくに終わっているのになんでも手で食べようとする
などの子どもの姿が本当に多くなってきました。
「大人になれば自然に出来るようになるから大丈夫」?
本当にそう思いますか?
目次
確かに、お箸の持ち方は大人になっても矯正することが可能です。
けれど、食事の根本的な食べ方というのは、幼い頃から身に付いたものがクセになってしまっています。
そのクセを矯正するのはなかなか大変。
私がよく使う例えは、”魚がキレイに食べられる人は人間的な魅力がアップする”というもの。
魚は、最近では骨が刺さると危ない、骨を取り除くのが面倒だという理由で骨なしのものが売られていたりするのですが、料亭で出される魚の骨がまったくなくなる世界はまだまだやってこないでしょう。
お子さんが大人になり、大事な人や会社の人たちを食事に行った時、
「くちゃくちゃ音を立てながら魚をぐちゃぐちゃにして食べる人」
と
「静かに、骨だけを残してキレイに食べる人」
だったらどちらが魅力的で良い印象を与えるでしょう?
後者の方が、育ちの良さを感じられ、良い印象を持ちませんか?
そう、食事のマナーがきちんと身に付いて、キレイに食事をすることが出来る人は、品が良い印象を受けるのです。
そして、良い印象は姿勢からもつくられます。
食事の時にきちんと座ることで、これからの発達に必要な、体を支える力、”体幹”が自然に身に付くトレーニングになるのです。
体幹がしっかりしていないと、歩くのもぎこちなくなってしまうため、体幹を育てることは人間の体にとってとても大切なこと。
年少さんくらいになると、きちんとイスに座って食事をとれるようになりますので、お子さんがまだふにゃっと座ってしまうようなら、意識してまっすぐ座らせるよう、声掛けをしてみましょう。
お子さんの10年後、20年後を想像し、「食事をキレイにとれる人であってほしい!」「周囲の人を不快にさせないマナーを身に付けてほしい!」というのなら、幼少期からきちんと良いクセをつけてあげるようにしましょう。
もちろん、そのためには親が食事のマナーを意識することも必要。
「子どもは親の背中を見て育つ」のですから。
将来、もしかしたら外国人から日本の食事のマナーを尋ねられる機会があるかもしれません。
”まだ小さいから・・・”ではなく、子どもの将来の姿から逆算した上で、今必要なことを身に付けさせてあげてくださいね。
子ども&あなたの可能性は無限大!