おはようございます。
乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真の”グローバル脳”と”ココロ力”を育てる専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
あなたは子どもと接する時、どんなことに気を付けていますか?
自尊感情や自己評価を高めることが、これからの子どもたちにとって特に大事になることは、間違いありません。
しかし、自尊感情を高めよう!と気負いすぎてしまう方がいます。
あまり気負いすぎてしまうのも、親にも子どもにも負担がかかってしまい、返ってストレスに。
今日は先日私が出会った親子の会話から、”特別なことをしなくても、何気ない○○で自尊感情は育つ”ということをお伝えします!
先日、買い物に行き、ショッピング中、トイレに行った私。
そこでの親子の会話が自尊感情を高めるのにとっても良い会話をしていたのです!
子どもは2歳くらいの女の子。
トイレと手洗いを済ませ、お母さんが、
母:「ちょっと待って。前髪だけ直させて~」
と鏡を見て身だしなみを整えていました。
それを見ていたAちゃん(仮名)は
Aちゃん:「Aちゃんも~」
と言いました。するとお母さんは、
母:「Aちゃんはいつでも可愛いから大丈夫~!」
と言ってトイレから去っていきました。
・・・なんてさりげなくAちゃんを褒めるのでしょう!
正直、口調からして、早くトイレを出たいという思惑があったことは明白。(笑)
けれど、ついつい言いがちな、
「いいの!ほら、早くいくよ!」
ではなく、
「いつでも可愛いから大丈夫」
とポジティブな方向へもっていったのです!
これなら、子どもは駄々をこねることなく、気持ちよく、”そっか、私は可愛いからいいのか”とすんなりと次の行動へ移すことができますよね。
そしてさらりと言われたこの言葉が、その子の自尊感情を高めているのです。
このお母さまのように、言い方1つで子どもは変わるもの。
言い方によって相手に与える印象が違うのは、大人でも同じことですよね。
ましてや自尊感情を育てている子どもにとっては、ただ否定されたり、やらせてもらえなかったりするだけよりも、
「あなたは可愛いから/かっこいいから/大丈夫/大好きだから」
など、肯定的な言葉を使ってもらった方が、親からの愛情もたっぷり感じることができ、スムーズに行動できるようになります。
そして、そのポジティブな言葉が積み重なることで、自尊感情を高めていくのです。
子どもは大人以上に、大人の裏に隠れている言葉に敏感です。
適当に声を掛けるのではなく、なるべくポジティブワードをたくさん使って、家族の会話の中で子ども自尊感情を自然に高めていってくださいね!
子ども&あなたの可能性は無限大!
Category マナー . 専門家コラム . 親と子のコミュニケーション 2017.05.30