おはようございます。
乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真の”グローバル脳”と”ココロ力”を育てる専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
あなたはどのタイミングで”親になった”と感じましたか?
赤ちゃんがお腹の中に出来たとき?
生まれてきた瞬間?
自分の子が生まれ、親になるというのはとても喜ばしいこと。
しかし、それゆえに苦しんでしまう風潮が日本にはあります。
子どもが生まれる瞬間・・・
それはとても嬉しく、感動し、喜びをひとしお。
「ようやくわが子に会えた・・・!」
という喜びの反面、こんな面も出てきてしまいます。
それが・・・
「しっかりしなさい、お母さんでしょ!」
日本では、子どもが生まれた瞬間から、”お母さん・親”として頑張らなくてはいけないという社会の目があります。
授乳する時も、おしめを変える時も、泣いているわが子をあやすときも・・・
お母さんなんだから
お母さんになったんでしょ?
あなたがしっかりしなくちゃ
こんな言葉を掛けられるのです。
赤ちゃんを産み、喜ばしいのはもちろんですが、これからこんなに小さい赤ちゃんと過ごしていくのには不安があって当然。
”産後うつ”という言葉もあるように、嬉しさもあり、不安もあるのが普通です。
初めての子ならなおのこと。
それなのに、「お母さんになったんだから、頑張れ頑張れ」と言われてしまう・・・
お母さんになったら、弱音を吐いてはいけないのでしょうか?
一方、欧米では赤ちゃんが生まれると、
「お母さんだからって頑張らなくていいの!不安で当然!泣いたっていいのよ!」
という考え方、社会の目があります。
赤ちゃんが生まれたからってすぐにプロフェッショナルなお母さんになれるわけではないことを、よく分かっているのです。
お母さんだって、お母さん0日目があります。
そして、そこから赤ちゃんと一緒に、お母さんも育っていくのです。
赤ちゃんが生まれた瞬間から”お母さんとしての完璧さ、頑張り”を求めるなんて意味のないことです。
すべてのお母さんが赤ちゃんを産んでよかった、子育てって楽しい!と思える、”正しい親”に育てるよう、社会全体で温かく見守り、助けていかなくてはいけないのです。
あなたは十分頑張っています。
だからもう、頑張りすぎなくても大丈夫。
お母さんになっても、どれだけ子どもが成長しても、泣いたって不安になったって大丈夫。
わからないこと、助けてほしいことは遠慮なく助けを求めていいのです。
せかいくはいつでもお待ちしています!
あなた&子どもの可能性は無限大!
Category マナー . 専門家コラム . 親と子のコミュニケーション 2017.05.24