インターナショナルスクールの実態解明!その”後”の進路、きちんと考えてる?

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インターナショナルスクールの真実において、先日2回に渡ってお伝えしてきました。

※過去記事:「本当に子どものためになるか?インターナショナルスクールの3つの真実とは。」

「本当に子どものためになるか?インターナショナルスクールの3つの真実とは。vol.2」

しかし!

”インターナショナルスクールに通わせたいと思っている人たちがあまりにも知らなさ過ぎる大事な事実がある!”

ということを、保護者の方と話をしている中で発見しました。

今日は意外と知られていない!?インターナショナルスクールの実態について解明していきます。

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インターナショナルスクールは”日本の義務教育”にならない!

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インターナショナルスクールに通うということ。

それ自体はしっかり考えた上での選択ならなにも問題はありません。

しかし、最近はただ”英語力をつけたい”という理由だけでインターナショナルスクールに入れる保護者多く、大事な事実を知らない方が増えているのです!

その大事な事実とは・・・インターナショナルスクールは『”日本の義務教育”とみなされない』ということ!

「なぁ~んだ、そんなこと知ってたよ」

という方。

義務教育を終了していないということが、どういうことか本当に分かっていますか?

日本の中学・高校に入れる資格がない!

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インターナショナルスクールに通っても、小学生であれば、途中で”日本の学校へ行きたい”ということになっても入ることは出来ます。

なぜなら、それは義務教育だからです。

しかし!

中学校までインターナショナルスクールで経験して、高校は”日本の高校へ行こう”と思っても、入学資格がないため、簡単には入れないのです!

また、高校だけではなく、中学校へも行けないということになります。

なぜなら、日本の中学・高校は”義務教育を終了した人”を条件(予定)にしているから。

インターナショナルスクールではその条件を満たしていないのです。

そのため、日本の中学、高校へ入りたくても入ることが出来ないのです。

※一部、日本の義務教育と同等の扱いにするというところありますが、まだまだ少ないのが現状です。また、中学校卒業程度認定試験を受験し合格した上で、高等学校の入学者選抜試験を受験することは可能です。

※参照:「小・中学校への就学について(文部科学省)」

「高等学校入学資格 Q&A(文部科学省)」

「インターナショナルスクールの小学校を考える前に義務教育について知ろう!」

子どもの進路、きちんと考えていますか?

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昨今、”インターナショナルスクール”といっても実に様々な形態があります。

幼稚園のみ、幼稚園+小学校、小学校+中学校、小学校+中学校+高校・・・

高校まであるインターナショナルスクールは、そのまま進学していけば良いのかもしれません。

しかし、海外を基準にしているところは、小学校とはいっても、日本でいうところの5年生までしかなかったり、中学校でも中学2年生までしかなかったりします。

その後は、中途半端な時間をどう過ごしていくのでしょうか?

転校を繰り返すのでしょうか?

英語が話せる方がみな口を揃えていうことがあります。

それは・・・

「インターナショナルスクールに行ってどうするのか?何をしたいのか?」

ということ。そして、

「信念も何もないと、日本語と英語、どちらも中途半端な人間が出来あがる」

という言葉です。

しっかり将来の進路まで見据えて考えた上での選択ならば、もちろん反対する気はありません。

インターナショナルスクールにも行くメリットはたくさんあります。

けれど、何度も言いますが、英語力だけで安易にインターナショナルスクールを選ぶのは、子どもの進路の面からも考えものです。

英語はあくまでツールです。

しっかりと、子どもの将来まで見据え、考えて、進路の選択をしてくださいね!

子ども&あなたの可能性は無限大!

この記事を書いた人

関口真美
関口真美代表
世界×教育=せかいく代表。
元幼稚園の先生で、元インターナショナルスクールの先生。 幼児教育者歴16年以上。
これまで約2,000組の子ども達、保護者と関わってきた経験を持つ。

その中で、子どもの育て方に加え、これから来る予測出来ない時代に向けてどうすれば良いのか分からず、溢れる情報に振り回され、迷い、疲れてしまうご両親の相談に多数のってきたことから、

「よりお子様の特性・ご両親の想いに沿った、且つ、これからの社会を見据えた教育を提供したい」

と思い、
・我が子を”世界人”にするフルオーダーメイド教育コンサル(ペアレントトレーニング)
・旅を通してグローバルを学ぶ実践型グローバル教育(旅行同行)
・国際マナー講師
・セミナー、講演
を行っている。
※世界人=地球上どこでも堂々と活躍出来る人

『子どもが将来、地球上どこでも堂々と活躍出来るように、
まず、人間の土台となる幼少期をしっかり固める。』がモットー。
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