おはようございます。
乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
「下剋上受験」というドラマをご存知でしょうか?
私は毎週欠かさず・・・というわけにはいきませんが、見ていて楽しいドラマの1つです。
なぜなら、そこには受験うんぬんは置いておいて、”子育て”において、とても大切なことが描かれているからです。
目次
その大切なこととは、お父さんがかおりちゃん(娘の名前)に接する姿。
お父さんはかおりちゃんが中学受験の勉強をする時に、
「一緒にやろう。かおりがやることは全部俺もやる。全部一緒に頑張ろう!」
と伝えます。
『全部一緒に』
この言葉がかおりちゃんを動かして中学受験をするモチベーションに1つになるのです。
ではなぜ、親子『一緒に』ということが大事なのでしょうか?
それは、一緒にやることで、お互いの状況や気持ちをよく把握することが出来るからです。
例えば、このドラマでいえば・・・
かおりちゃんの友達のまりあちゃんは、かおりちゃんとは対照的に、家庭教師から英才教育を受けている、いわゆる”お嬢様”。
もちろん、お父さんと一緒に勉強したこともなければ、どちらかというと関わりが薄い方でした。
そしてまりあちゃんは、かおりちゃんがお父さんと一緒に勉強していることを羨ましがるようになるのです。
例え、親がどんなに子どものためにしてあげていることでも、一方的に与えるだけでは、子どもへの愛情は伝わりにくいものなのです。
「お母さんだって小さい時にやってきたんだから頑張りなさい!」
という言葉も通用しません。
自分がその時感じていた気持ちと、子どもがその時感じている気持ちはまったく別物だからです。
一方的な押し付けは、子どもにしてみれば、”自分のことなんにも分かっていないくせに!”と思うだけです。
『親の心子知らず』
とはよくいったもの。
”親子一緒に”やるからこそ、お互いの状況や気持ちがよくわかり、信頼感や絆が深まります。
結果、子どもも”親は自分のことを理解してくれている、親も頑張っているから負けないように頑張ろう!”と安心して奮起することが出来るのです。
”親と対等な関係になれる”のも、子どもにとっては嬉しく、奮起する材料にもなりますよ!
親子一緒に行うのは、何も勉強だけではありません。
様々な体験においても、親子一緒に行うことは重要です。
子どもはもちろん、親にとっても子どもの心を理解することに繋がったり、自分がワクワクする気持ちを取り戻したり、親子で切磋琢磨することで、お互いが大きく成長することが出来るからです。
これは、幼児教育者として長年多くの子どもたちと接してきている経験から、”子どもと一緒に”行うことで、間違いなく自分自身も成長することができます。
大人だから、親だから・・・と遠慮するのではなく、子どもと一緒に楽しむことの出来るご家族が、これから先の未来へと大きく羽ばたいていくことが出来るのです!
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子どもとあなたの可能性は無限大!
Category マナー . 専門家コラム . 親と子のコミュニケーション 2017.03.17