おはようございます。
乳幼児から心が震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
先日、岸見一郎、古賀史健著:『嫌われる勇気』と『幸せになる勇気』を読みました。
これは”アドラー心理学”というものを哲人と青年が対話しながら進めていくものです。
ずっと気にはなりつつもなかなか手が出なかったこの本に、最近『幸せになる勇気』という続編が出たので、一気に読んでみることにしました。
目次
アドラー心理学とは、フロイト、ユングと並び、『心理学の三大巨頭』の一人、アルフレッド・アドラーが生み出したもので、「個人心理学」とも言われています。
「すべての悩みは対人関係の悩みである」
「人は今この瞬間から変われるし、幸福になることができる」
「問題は能力ではなく勇気なのだ」
など、初めて目にする言葉ばかりで、私にとってはなかなか衝撃的な内容でした。
先日のコラムで、アドラー心理学のいうところの”子どもと自分の課題を区別する”という記事を書きました。
(→「もしかして私って毒親!?子どもと自分の課題をしっかり区別=分離させよう!」)
ほんの一部分を載せただけですが、実に様々な反応がありました。
私自信、読み進めながら「これはどうなるのだろう?」「この場合は?」「それは無理じゃない?」など、自問自答しっぱなしでした。
それほど、素直には受け入れがたい部分がたくさんありました。
けれど、新しい物の見方、観点、考え方を得たいという方にはまさにぴったりだと思いました。
なぜなら、読みながら”自分”という存在が揺さぶられるからです。
完全に理解し、すぐに実践することは難しいとしても、思考の幅は広がった気がします。
前作、『嫌われる勇気』を読まれた方は、ぜひ続編の『幸せになる勇気』を読まれることをお勧めします。
なぜなら、続編では”教育者”としての立場から、アドラー心理学が前作よりも、より具体的にわかりやすく書かれているからです。
私も教育者ですので、続編は自分に置き換えて考えることが出来ました。
今回、私の能力では内容を紹介することが難しいと感じたため、読んで感じたことを記事にしました。
実際読んでみて、”できっこない!”と感じる部分も確かにありましたが、読み進めていくうちに、実践してみようと思えるようになりました。
特に、続編に出てくるものは教育者として興味深く、知識として学ぶこともたくさんありました。
読む・読まない、受け入れる・受け入れないは本人の自由ですが、子どもたちのことや教育のことについても触れていますので、子育てに悩んでいる方は一度読んでみると役に立ち、面白いかもしれません。
ぜひお手に取ってみてくださいね!