今回は女の子をもつ親御さんは特に気になる!?お悩みです。
「うちの子3歳になるのにまだ髪の毛が薄くて生えてこないのです・・・」
というご相談をいただきました。
確かに、赤ちゃんの時は”すぐに生えるだろう”と思っていたのに、3歳になっても薄いままだと心配になるかもしれませんね。
では、どうしてこのようなことが起こるのでしょうか?
目次
というのはご存知でしたでしょうか?
そこから、早い子だと生後3か月頃から、一般的には1歳前後で産毛は役目を終えて生え変わり始めます。
と、言うことは薄い髪の毛も産毛の一種だということ。
後から生えてくる髪の毛はしっかりと作られて生えてきますので、安心してくださいね。
子どもの髪質は実はころころ変わります。
産まれた時はくせっ毛だと思っていたのに、生え変わって髪の毛はストレートだったり、髪の毛が多いと思っていたのに、意外と少なかったり・・・
つまり、完全に髪の毛が生え変わるまでは、髪質・体質についてはなんともいえないということ。
髪の毛がきちんと生え変わるのは3~4歳前後とされていますので、3歳になったからといって、焦らなくても大丈夫です。
もう少し様子を見てみましょう。
また、良く寝る赤ちゃんや、背中でずり這いする赤ちゃんだと後頭部の髪がこすれて薄くなってしまうことがあります。
しかし、これも気にしなくても大丈夫です。
立って歩くようになり、寝ている時間が減ってくれば、薄くなった髪の毛もきちんと生えてきますので安心して下さいね。
こんなことを聞いたことはありませんか?
信じている方も結構いらっしゃるように感じますが、実はこれは「迷信」。
これは単に、坊主にすることで髪が目立たなくなり、そうこうしている内に強い髪が生える時期に差し掛かるだけのことです。
皮膚の弱い赤ちゃんを坊主にすることは、皮膚に傷を作り、ばい菌を入りやすくさせてしまうなど、危険が伴いますので、行わないようにしましょう。
いかがでしたか?
なかなか生えてこないと心配になるかもしれませんが、必ずしっかりした髪の毛が生えてくる時期がやってきます。
私たち大人も、季節の変わり目にはたくさん髪の毛が抜けるかと思いますが、きちんと生えてきますよね。
焦らず、気長に待ってあげましょう。
また、髪が薄いとこんなメリットもあります。
・髪が薄いとあせもになりにくい
・髪を洗う手間がかからない
・抜け毛が少ない
などなど。
また、たくさん写真をとって、髪の毛の変化(?)を楽しんでいる方もいらっしゃいます。
悩むよりは、楽しんで過ごしましょう!
それでもどうしても生えてこない時は、先天性乏毛症(せんてんせいぼうもうしょう)または、無毛症(むもうしょう)かもしれません。
その時は、医療機関を受診して下さいね。
先天性乏毛症、無毛症については、明日ご紹介いたします。