「子どもと一緒の長距離移動」貴方はどんな風に感じますか?
・子どもが泣き出してしまったらどうしよう・・・
・どうやって長時間子どもを飽きさせないようにするのかわからない・・・
・周りの人に迷惑をかけてしまうから・・・
「子どもと一緒の長距離移動は大変!!」と感じている方も多いのではないでしょうか。
子どもは何もしなければすぐに飽き、「ねぇ、まーだ!?」と何度も尋ねたり、騒ぎだしたり・・・
飽きさせないようにするのがとにかく苦労するものですよね。
「おもちゃを沢山持っていくのも大変だし、おもちゃをすぐに落として周囲に迷惑をかけるのも気が引ける。泣かれても逃げ場がない!」
今日はそんなお悩みをお持ちの方必見の、子どもと一緒の長距離移動を乗り切る(!?)方法をご紹介します。
目次
お出掛けするときに必ずといっていいほど持っていく、”ハンカチ”。
これで子ども一緒に楽しく遊んでしまいましょう!
私たちが子どもの時にも、ハンカチ遊びをやっていましたよね。
バナナを作ってみたり、キャンディーを作ってみたりと、遊び方のバリエーションは結構広がります。
創造力も養えますので頭の体操にもなりますよ!
また、小さなお子さんの場合、顔にふわっと乗せて、「フーッ」とハンカチを飛ばすように息を吹きかけるだけでも、子どもは喜びます。
一種の”いない、いないばぁ!”効果ですね。
比較的静かに遊べるのも魅力的。
ハンカチは薄手のものを持っていくと便利ですよ!。
以外に活躍するのが”輪ゴム”。
持って行ってもそれほどかさばらないのが嬉しいですね。
輪ゴムを使って、「どっちの手に入ってるか?」と当てっこゲームをするもよし、輪ゴムで顔の表情を作るもよし!
輪ゴムは少し濡らすと結構様々な表情が作れます。
お題を出し合いっこして、様々な表情を作ってみてください。
喜怒哀楽を子どもがどこまで把握しているのか?どんな表現をするのか?も分かるので、”感情・表情”を子どもたちがどのように把握しているのかが分かりますよ!
小さなお子さんには、ゴムを伸ばしているのを見せながら、「みょーん」などと、擬音語をあてていくだけでも面白がってくれます。
伸ばすときに擬音語を変化させてみてください。きっと楽しんでくれますよ!
これは王道のゲームです。
外を見ながら、また、新幹線や飛行機の中からどんな色があるか探したり、雲などの形を例えたり、しりとりや連想ゲームをしたり・・・
その場に居合わせた人をみて(失礼にならないように)、その人のストーリーを作ってみるというのも、想像力が養われて面白いですよ。
比較的かさばらない紙とペンで遊ぶのも以外に面白いです。
1パーツを書いたら、次の人に渡す(顔を書き足していく)という、”みんなで1つの絵を作る”ということや、顔のパーツをいくつか描き、そこから子どもに選んでもらうというような遊び方もあります。
見えないように選ばせるのことで、思いのよらない作品ができあがりますので、盛り上がること間違いなしです!
パズルは集中力も養えて、時間もつぶせる恰好のアイテム!
移動用にジップロックなどにピースだけ入れて運べばそんなにかさばりません。
20~24ピース(1~2歳は4~10ピースくらい)くらいのものでも十分に楽しめますよ!
出来上がりの絵が分からなくても、子どもたちは想像力をフル回転させて完成させてくれます。
お子さんの意外な一面が見られるかも!?
(可能なら出来上がりの絵をコピーして持っていくといいかもしれませんね。)
移動するときは荷物は極力減らしたいもの。
だからこそ、”自分の体がおもちゃなんだ!”ぐらいの心意気でいきましょう。
子どもにとってはパパとママが一番の遊び相手です。
いつも以上に目を合わせたり、会話やスキンシップ、変顔まねっこゲームや手遊びなどをして楽しみましょう。
パパやママと遊ぶことで、慣れない移動中も安心して過ごしてもらいましょう!
『親が笑えば子も笑う』です!
続いては、知っておくと便利な「場所」のご紹介です。
”新幹線での移動は車と違い、個室じゃないから乗るのにためらう・・・”
そんな方でも大丈夫!
実はほとんどの新幹線には『多目的室』と呼ばれるスペースがあるのです。
中の様子はこんな感じ↓
それほど広くはありませんが、子どもがぐずってあやすのに時間がかかってしまっている時や授乳する時などに利用できるスペースがあると、とても助かりますよね。
多目的室は、そんなご家族の味方なのです!
もちろん、利用するのに特別な予約も料金もかかりません。
”使用させてもらいたい!”と思ったら、車掌さんに声をかけてみてくださいね。
ただし!『多目的室は体の不自由な方が優先』です。
もし、先に体の不自由な方がいたり、後から来た場合には、利用することが難しくなっていますので、そこは覚えておいてくださいね。
多目的室があるとはいえ、席でも授乳ができるよう準備したり、子どもが飽きないような準備をしたりすることをお忘れなく!
※ちなみに・・・山陽新幹線内を走る500系こだま号には、500系新幹線の運転台をこども向けにアレンジしたものが存在します!
走行中の車内でハンドル操作を行うことにより、実際に新幹線を運転しているような臨場感を味わうことができるそうですよ!
長距離の移動でもう1つ欠かせないのが”飛行機”。
”赤ちゃんを連れてのフライトは・・・”と懸念している方も安心のサービスが、各航空会社にはあるのです!
それは・・・『ベビーベッド!(バシネット)』
あらかじめ予約をしておくと、座席の前にベビーベッドを設置してくれるのです。※場所は限られていますので早めのご予約を!
国内線、国際線などによって多少違いがありますが、生後8日以上、3歳未満(国際線は2歳未満のところもあり。)で10キロ以下であれば、使用可能のようです。
機体によってはおむつ替えのスペースがあったり、赤ちゃんようのミルクづくりのサポートや専用のおやつ・食事、おもちゃや絵本も完備されているのだとか!
もちろん、優先的に搭乗することも可能です。
これなら安心して赤ちゃん、子どもと一緒にフライトに臨めますね!
※各航空会社のバシネットサービス一覧はこちらを参考に!
航空会社別バシネットの有無、サイズ、赤ちゃんの体重などの規定まとめ
いかがでしたか?
どうしても子どもと一緒だと遠出することに躊躇してしまう時もありますよね。
しかし、このような子どもにも優しい各種サービスがあると、子どもと一緒に遠出することへのハードルが下がり、子どもと共に楽しめる機会が増えますよね。
もちろん、長距離移動するのには、”その時間は子どもを飽きさせないようにしよう!”という準備・心構えをすることが大切です。
長距離移動は慣れない場所でもあるので、子どもも興奮したり、不安になったりしていつも以上に落ち着けないもの。
普段使っているおもちゃや絵本をいくつか持っていき、安心してもらうことも、落ち着いて過ごしてもらうためには大切です。
長距離移動は普段は学べない、社会のルールを学ぶには実に良い機会。
すぐにスマホを与えてしまうのではなく、親子のスキンシップもかねて、一緒に遊びながら子どもとの移動時間を楽しんでみて下さいね!
子ども&貴方の可能性は無限大!
Category マナー . 専門家コラム . 親と子のコミュニケーション 2019.08.10