おはようございます。
世界を舞台にココロが震える本物体験を提供し、『子どもの真の才能を発掘する』、才能発掘ハンターMasamiです。
今月はFIFAワールドカップがいよいよ始まりますね!
私はそれほどサッカーに詳しくない・・・のですが、監督解任問題で話題になっていたため、どんな結果が出るのか楽しみにしています。
さて、今回はそんな監督解任問題から見えてくる日本人の傾向についてのお話です。
ハリルホジッチ監督解任の理由は、監督と選手のコミュニケーションに問題があった、言語が大きな障害になったなどと報道されていました。
サッカー事情にあまり詳しくない私としては、これらのニュースをスポーツ好きな人はどのように感じるのだろう・・・と思い、早速父に尋ねてみました。
私:急な監督交代の背景はなんだと思う?
父:個人的にはスポンサー事情も大きく関係しているのだと思うよ。
本田や香川など、有名な選手じゃないと日本のスポンサーはお金を出さない傾向にある。
ハリルホジッチ監督は海外の人だから、知名度だけではなく、選手の実力で出す選手を決めていた
けれど、それが日本だと受け入れられなかったんじゃないかな。
なるほど。
これが正しいのか間違っているのかはさておき、こんな風に感じる人もいるようです。
(同じような意見をお持ちの方もいるようです。→「ハリル監督解任のサッカー協会に批判&憶測続出…「スポンサー問題?」「遅すぎ」」)
今回の監督解任問題の理由がどうであれ、「有名選手が出ていないとスポンサーがつきにくい」ということは、あながち間違いではないような気がしています。
なぜなら、日本人は長年続いた年功序列制度の影響もあり、実力よりも年齢を重視する傾向があるからです。
その傾向が今回のように「有名選手が出ないとスポンサーがつかない」ということにも繋がっているのではないでしょうか。
日本でもだんだんと年功序列制度は廃止になりつつりますが、まだまだ日本人は年下上司を嫌う傾向にあります。(悲しいですが、それが女性だとなおさら・・・)
その点、海外では年下上司であっても気にすることはほぼありません。
年齢やかつての知名度よりも、その時その時にベストな布陣(人材)・状態で成果をあげようとするのです。
これからは日本でも益々グローバル化し、外国人と仕事をする機会が多くなります。
その時に、”年下だから・年上だから”と年齢にこだわりながら仕事をすることが、果たしてベストな結果を生み出すことに繋がるのでしょうか。
年齢などに関係なく、「すごい!」と素直に認められる心が、グローバルでは求められているのです。
子ども達は親の背中を見て育ちます。
まずは大人である我々が、「すごい!」と素直に認められる心を持っていたいですね。
子ども&あなたの可能性は無限大!
Category 世界の文化 . 専門家コラム . 真のグローバル人の育て方 2018.06.06