インターナショナルスクールに通うなら、「”日本人”であることを捨てる」くらいの覚悟を!

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いよいよ入学式を終え、新たな環境がスタートしましたね!

特に、入園・入学の方はドキドキもひとしおだと思います。

さて、中には日本の学校ではなく、

”9月からインターナショナルスクール(以下、インター)に通わせようか・・・”

と考えている方もいるかと思います。

もしくは、

”将来自分の子をインターへ入れたい!”

という方もいらっしゃるかもしれませんね。

では、インターへ入るということは、いったいどういうことなのでしょうか。

そこをよく考えないと・・・「失敗した!」となりかねません。

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インターへ入れば英語力がついて万事解決!・・・ではありません。

日本人がインターへ入る一番のメリットは「英語力が身につく」というところですよね。

そして、”英語力が身につけばすべてが解決よね!”と思っているそこのあなた!

・・・その考えは危険です。

私は数ケ所のインターで勤務し、内部事情を見てきました。

もちろん、インターならではの良い部分もあります。

けれど、「英語力を身に付けさせたいから入園・入学させる」という動機では、後々あなたも子どもも苦しむことになりかねないのです。

インターへ入れるなら日本人であることを捨てよ。

私は、

「インターへ入れるのなら日本人であることを捨てる」

くらいの覚悟を持った方がよいと考えています。

なぜなら、インターとはその成り立ちからも分かるように、

”日本に駐在する外国人のための学校”

であるからです。

カリキュラムは当然外国のもの。指導方法も外国のもの。

そのため、日本の学校で自然と身につく、日本人としてのアイデンティティ(文化的習慣や振る舞いなど)を身に付けることが難しいのです。

将来、海外へ住むことが決まっていて、インターへ通ってそのまま海外へ移住するなどということが決まっているのであればよいのです。

しかし、そうではなく、ただ英語を身に付けさせたいが為に入ってしまうと、結果的にあなたも子どもも満足のいかない結果になってしまいます。

実際に、そのようなケースに陥ってしまう方も多く見てきました。

アイデンティティは至るところからつくられていく。

前回の記事にも書きましたが、”私は○○である!”という自分は何者かということを知っている、つまり、アイデンティティは至るところから形成させれていきます。

過去記事:「”私はいったい何者?”を知っていると、子どもは才能をどんどん活かせる!」

叱り方1つをとってみても、日本人の叱り方と外国人の叱り方ではだいぶ違います。

それぞれ、”お国柄”が出るのです。

例えば、日本は宗教に寛容な国だと言われています。

生活の中に、神道、仏教、キリスト教が自然に入ってきています。

あなたも、

「悪いことをしたらお天道様が見てるよ!」

「蹴ったらイスさんがかわいそうだよ」

なんて叱った経験、もしくは叱られた経験があるのではないでしょうか。

このようなところからも、日本人特有の”様々なものには神がいる”という感覚や宗教に対しての寛容さが養われていきますが、他の国の叱り方ではそうはいきません。

このように、生活の中でのちょっとしたところからもアイデンティティは形成されていくのです。

海外で生活している方も、子どもに自国のアイデンティティを育てるのには苦労するようです。

だからこそ、インターが候補に挙がったときには、”自分は何者か?”というアイデンティティの形成もしっかりと視野に入れて考えてほしいのです。

目先のことにとらわれて、子どもの将来の姿を見失わないようにしてくださいね。

子ども&あなたの可能性は無限大!

※インターに入るとどうなるのか、インターの実情をもっと知りたい!という方は・・・

”真の”才能発掘コンサルティング

この記事を書いた人

関口真美
関口真美代表
世界×教育=せかいく代表。
元幼稚園の先生で、元インターナショナルスクールの先生。 幼児教育者歴16年以上。
これまで約2,000組の子ども達、保護者と関わってきた経験を持つ。

その中で、子どもの育て方に加え、これから来る予測出来ない時代に向けてどうすれば良いのか分からず、溢れる情報に振り回され、迷い、疲れてしまうご両親の相談に多数のってきたことから、

「よりお子様の特性・ご両親の想いに沿った、且つ、これからの社会を見据えた教育を提供したい」

と思い、
・我が子を”世界人”にするフルオーダーメイド教育コンサル(ペアレントトレーニング)
・旅を通してグローバルを学ぶ実践型グローバル教育(旅行同行)
・国際マナー講師
・セミナー、講演
を行っている。
※世界人=地球上どこでも堂々と活躍出来る人

『子どもが将来、地球上どこでも堂々と活躍出来るように、
まず、人間の土台となる幼少期をしっかり固める。』がモットー。
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