世界を舞台にココロが震える本物体験を提供し、『子どもの真の才能を発掘する』、才能発掘ハンターMasamiです。
先日、「子どもの才能発掘のためには、子どもをたっぷりと愛し、自己肯定感を育てる基礎作りをすることが重要だ」とお伝えしました。
過去記事:「子どもの才能を発掘するためには、”基礎作り”が必要不可欠!」
そんな時、こんなお悩みを受けました。
「ママから離れられない時期で、毎日毎日どこにでもくっついてきてろくに動けません!」
う~ん、困った!
たくさん抱きしめてあげたいけれど、どこにでもくっついてこられると正直困ってしまう時もありますよね。
でも・・・なぜ子どもはそのような行動をとるのでしょうか。
先日、心理学者の富田先生のセミナーを聴きに行ってきました。
その中のお話で、『分離不安』というものがありました。
子どもは生まれたときは、まだ「自分」と「世界(他者)」が分かれていることを知りません。
「自分」も「世界(他者)」も同じだと感じているからです。
ところが、だんだん大きくなると、どうやら「自分」と「世界」は分かれているらしいことに気づく。
そして、例え「自分」がいなくなっても「(この)世界は続いていく」ということに気づくのだそうです。
すると、途端に不安になり、母親の側を離れたがらなくなるのです。
この話を聴いたとき、なるほど~!と思いました。
だって子どもにとっては自分がいなくなっても、世界は続いていくことに気づいたということは、母親にとっても、自分がいなくても平気だということと同意だからです。
親の立場からすると”とんでもない!平気じゃない!”なのですが、子どもにとってはこのように感じているのですね。
だからこそ、ママから片時も離れたがらない時期があるのです。
この分離不安、富田先生によると、人は一生持っているものだそうです。
だからこそ、人間は大人になってもお祭りを楽しんだり、一緒に盛り上がることを楽しんだりするのだそうです。
子どもの様子を見ても、分離不安があるのは一回だけというわけではありません。
子どもは常に、
「わたし、愛されてる?親にとって必要な存在なのかな?」
と確認したいのです。
分離不安がある時には、思いっきりベタベタして愛してるよ~!をスキンシップとともに伝えましょう。
不安になったときに、”親がいてくれる安心感”は子どもにとって、自分の才能や強みを伸ばす、最強のパワーなのですから。
子ども&あなたの可能性は無限大!
※子どもにベタベタしながら、親自身も気軽に動ける方法とは・・・→子どもの”真の”才能発掘コンサルティング
Category マナー . 専門家コラム . 親と子のコミュニケーション 2017.12.06