おはようございます。
世界を舞台にココロが震える本物体験を提供し、『子どもの真の才能を発掘する』、才能発掘ハンターMasamiです。
「子どもの自立には自己責任をもたせよう!」
なんて言葉、よく聞きますよね。
では、子どもの才能を伸ばすには、自己責任っていつからスタートさせたらいいのでしょう?
目次
”自己責任”って聞くと、なんだかとても重いような感じがしますよね。
でも実は、何歳からでも(0歳からでも!)スタートすることが出来るのです。
例えば・・・
・出したおもちゃを片付ける
・失くしたものは自分で探す
・自分の荷物は自分で持つ
などです。
要するに、「自分のことはなるべく自分でやらせる(ようにさりげなくしむける)」ということが自己責任のスタートなのです。
実際、私が幼稚園に勤めていたころ、こんなことがありました。
幼稚園では毎週金曜日に、上履きなどの荷物を持ち帰ります。
そして、私の園ではバス通園があったので、バスで登降園しているAちゃん(3歳・年少さん)がいました。
ある金曜日の夕方、園に電話がかかってきました。
「まさみ先生いますか?」
私に電話をかけてきたのはAちゃん本人でした。
「どうしたの?」
と聞くと、
「上履きがない。バスに忘れてきてしまったかもしれないので、探してください。」
と、いうような答えが返ってきました。
確かに、Aちゃんはその日、バスに上履きを忘れて帰ってしまい、上履きは私の手元にありました。
「大丈夫。上履きはちゃんとあったよ。」
と私がいうと、
「良かった。ありがとうございます。今から取りに行きます。」
という返事でした。
さて、この話を聞いてあなたはどう思うでしょうか?
”子どもに直接電話をさせるなんて!”
と思いますか?
でもね・・・これが自己責任、つまり、子どもを信頼してるっていう証でもあるのです。
Aちゃんのご家族は、「私たちが何もしないから~」と謙遜していましたが、いつも愛情いっぱい溢れるご家族です。
園行事にも積極的に手伝いなどをかってでてくれます。
そして、Aちゃんのご家族は、自分の子どもたちをとっても信頼しています。(Aちゃんは3人姉妹です。)
園のものが見あたらなくなったら、子どもたち本人に園に電話をするように言う。
それも、子どもたちなら自分で出来るって信じているからです。
良い意味で、子どもではなく1人の人間として接しているのです。
親から信頼してもらっている子どもはとっても強いです。
才能や可能性もグングン伸びていきます。
子どもって、大人の私たちが考えるより、よっぽどたくさんのことを自分たちで出来るのです。
それを奪ってしまう=才能を見逃してしまうことにも繋がります。
いきなり大きなことでなくても良い。
少しづつで良いから、子どもの持つ力を信じて、自己責任をスタートさせてみませんか?
子ども&あなたの可能性は無限大!
※「うちの子の才能・強みってなに?」「才能や可能性を伸ばしたい!」→子どもの”真の”才能発掘コンサルティング
Category 専門家コラム . 真のグローバル人の育て方 . 親と子のコミュニケーション 2017.11.08