おはようございます。
世界を舞台にココロが震える本物体験を提供し、『あなたと世界をつなげる専門家』、教育ドクターのMasamiです。
先日、林先生の初耳学で、「林先生が認めるイマドキの新人教育」というのをやっていたらしく、その中で、
「幼児教育に英語は必要ない」と下記記事にある、シカゴ大学教授の研究に基づいた教育投資対費用効果の話をやっていたそうです。
「0歳〜6歳の幼児教育は「投資対効果」が1番良いって本当?その理由を徹底解説!」
それが先日ご紹介した『幼児教育の経済学』という本の話しで、ついにテレビでもベネッセでも幼児教育の重要性や価値について取り上げられる日が来た!
と嬉しくなりましたので、改めてご紹介します。
過去記事:「幼児期の教育は、将来の経済力にどのような影響を及ぼすのか。」
目次
”投資”という観点から見ると、「幼児教育に投資をした方が、高い効果が得られる」というのはもはや間違いない事実です。
と、いってもお金をたくさんかけて、習い事を沢山させればよいというものではありません。
乳幼児期に投資をするものは、習い事ではなく、”ココロの教育や子どもの可能性を潰さない”ということです。
教育というとどうしても、目に見えることだと思っている人がほとんど。
文字の読み書きだったり、勉強の成績だったり、英語だったり・・・
と、「目に見える技術や結果=教育」だと思っているのです。
だからこそ、子どものためと言いながら、子どもの可能性や才能を潰してしまう、教育虐待などというものも起きている。
過去記事:「”教育虐待”になっていないか。子ども本来の可能性に気づけているか・・・? 」
ですが、本当に価値のある幼児教育の投資とは、”非認知能力=ココロ”という見えないものに投資することなのです。
上記の記事にはこんなことも書かれています。
「神戸大学の西村教授らが行った「しつけ」に関する研究です。
この研究では4つの基本的なモラル(=ウソをついてはいけない、他人に親切にする、ルールを守る、勉強をする)をしつけの一環として親から教わった人は、それら全てを教わらなかった人と比較すると、平均年収が86万円高い、という結果が出ています。」
たった4つの基礎的な非認知能力を教えただけで、収入に86万円もの差がでるなんて、大きな差だと思いませんか?
だからこそ、まずは目に見えるものだけではなく、”目に見えない部分”にしっかりと投資をすることが重要なのです。
現代は情報過多の時代。
ちょっとネットで調べれば、天才キッズや英語も話せるバイリンガルキッズなども出てきます。
ご近所でも、”あの子はどこに通っていて何が出来る・・・”という情報がすぐ入ってきます。
けれど、それに流されて一番大切なことを見失わないようにしてください。
一番大切で価値のあることは、『目に見えない部分』にあるのです。
英語が出来るからすごいわけでも、数字に強いからすごいわけでもありません。
大人になっても”価値のある”と判断される部分は結局は『目に見えない人間力』の部分です。
だからこそ、それを育てられる乳幼児期に一番投資をするべきなのです。
子ども&あなたの可能性は無限大!
Category マナー . 専門家コラム . 真のグローバル人の育て方 2017.10.17