おはようございます。
世界を舞台にココロが震える本物体験を提供し、『あなたと世界をつなげる専門家』、子育て・教育ドクターのMasamiです。
先日、妹が結婚式をあげて感じたことを記事にしました。
過去記事:「立場が逆転してみて初めて分かる、”家族”の気持ち。~自分の家族と向き合う~ 」
先日もお伝えしましたが、私は2人姉妹の長女です。
よく人からも、「下に兄弟いるでしょ?」と聞かれます。上にいるでしょ?と聞かれたことはほぼありません。
さて、そんな兄弟・姉妹の関係から、子どもとの関係が上手くいかなくなっている・・・という相談も実は結構あるのです。
目次
先日もお伝えしましたが、親になるとどうしても忘れがちなのが”子どもの頃の気持ち”。
「自分が親からされて嫌だったこと、悲しかったことだったはずなのに、気付けば自分も子どもに同じようにしている」
ということは、コンサルをしていて多く目にする行動です。
そしてそのような行動は自分では気づくことが難しい。
客観的に自分をみないと、分からないことだからです。
そして、自分の子どもたちなのに、気持ちが分からないという事例も発生しています。
それはなぜかというと・・・自分が同じ立場にいなかったから。
いつぞや見たテレビで、木下ゆきなさんがこんなことを言っていました。
「(自分の子だけど)長女の気持ちが分からない。自分は末っ子だったから。」
これ、案外多くのご家庭で持っている悩みなのです。
けれど、それが”自分が同じ立場にいなかったからわからない”ということに気づかないのです。
たいてい、”子どもに問題があると思っているか、自分を責めているか”のどちらかに分かれてしまいます。
木下さんは、長女であるお子さんと接する中で、長女の気持ちが分からないのは「自分が同じ立場にいなかったからだ」と気づいたわけです。
そして、こんなことも言っていました。
「長女への接し方が間違っているのかもしれない。負担をかけているのかもしれない。」と。
よく分析しているなぁと感心してしまいました。
子どもがたくさんいると、どうしても上の兄弟には上の立場を、下の兄弟には下の立場を求めてしまうこともあります。
でも、それでなんだか兄弟間が上手くいかない、子どもとの関係が上手くいかない・・・
というのであれば、その子の立場にたって考えてみると、解決のヒントが隠されているかもしれませんよ。
親は平等に愛しているつもりでも、それが子どもたちに伝わっているかは別の問題です。
どんなに大きくても親からのスキンシップは嬉しいもの。
どんなに小さくても、大人扱いされたら誇らしいもの。
”お兄ちゃん・お姉ちゃんだから、まだ小さいから・・・”
と立場だけで考えるのではなく、その子自身をまるごと愛してあげてくださいね。
子ども&あなたの可能性は無限大!
※「私の悩みはどこから来るの?原因は?」
その悩み、コンサルティングで治療します→Global子育て・教育ドクター
Category 専門家コラム . 親と子のコミュニケーション 2017.09.29