世界を舞台にココロが震える本物体験を提供し、『あなたの世界をつなげる専門家』、ワールドLifeプロデューサーのMasamiです。
突然ですが、私は子どもに”お受験”をさせることにはどちらかというと否定的。
なぜなら、これからは学歴ではなく、”人間力”を持った人が活躍する時代であり、どんなに勉学が出来たとしても、この人間力が育っていなければ20年後の世界で活躍することが難しいからです。
そしてその人間力は、乳幼児期の頃から格段に育ってくる。
その時期に机にかじりついて勉強させることは、将来の子どもにとってマイナスだとすら思っています。
けれど、最近ひょんなことから、”お受験”をメインとする塾の経営者の方にお会いして、話を聞くことが出来ました。
目次
子どもにお受験をさせようという家庭の中には、
・エスカレーターで楽に進学できるようにしたい
・有名学校に入って欲しい
という学歴重視の方もいらっしゃるようですが、その塾に通われている方には、
『子どもにこんな風に育ってほしい。
そのためには、うちの子にはどこが一番合うのか?』
という目線でお受験を選択してほしいと伝えているのだそうです。
「都内にたくさんある学校の中で、”子どもの将来の姿”と”子どもの性格”に合った学校を選び、受験するというのが、本来の受験の意味。」
だと塾長は言います。
「子どもは3歳までに、人間の核となる原点が出来る。それまでに、どのように関わるかは非常に大切。
そのあとは、周りにどのような人間がいるかで育つものが違ってくる。
だから、より良い環境を選ぶ、用意するためにお受験をする。」
この言葉に、私はお受験を受ける本当の意味を知ったような気がしました。
そして子どものお受験には、子どもだけではなく、
「親である自分が、リラックスしてその園に関わり、成長することが出来るか?」
という目線が重要なのだそう。
受験には、子どもがその園に合うかではなく、”親がこの園合うな、居心地がいいな”と感じるところに行くべきなのだそうです。そうすれば、
「子どもは自然な姿でOK。
変に作られたロボットはいらない」
のです。
お受験先を選ぶ時には、親子で入園・入学後の姿を想像してみてください。
想像してみて、”親も子も活き活きと過ごすことが出来るかどうか”という目線で受験先を選ぶ。
”親も子も活き活きと過ごすことが出来る場所を選ぶことが大切”というのは、お受験をしなくても同じこと。
今回の対談で、お受験に対する変なイメージを取ることが出来ました。
受験しようがしまいが、「活き活きと過ごせる環境を選ぶこと」を忘れないようにしてくださいね。
子ども&あなたの可能性は無限大!
Category マナー . 専門家コラム . 親と子のコミュニケーション 2017.07.14