おはようございます。
乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真の”グローバル脳”と”ココロ力”を育てる専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
先日、アメリカに住んでいた知人から、びっくりな情報を入手しました!
今日は日本では考えられない!?海外のびっくり子ども評価システムをご紹介します。
目次
日本でも、高校などでテスト後に成績表が張り出されるというところがありますよね。
しかし、幼稚園や小学校で成績表・評価表が張り出されるというところは日本ではないと思います。
ところが、アメリカでは子どもの評価表が毎日全員が見えるところに張り出されるというのです!
いったいどんな評価表なのかというと・・・
こんな風に、1日の中で色カードが変化していきます。
※色や意味は例です。
(例:話を聞かない→ピンクから緑カードに変更。何か良いこと(お片づけをしっかりできたや友達に親切にしたなど)をすると、ピンクカードに戻る。)
1日の終わりに自分がどのカードを持っているかで、その日の様子が分かるようになっているのです。
保護者はそれを見て、
「ピンクにいるから今日はいろいろあったけど、頑張ったんだな」
「緑にいるな。いつもピンクなのに何があったのだろう?」
などと子どもへの声掛けや接し方などに気を配ります。
なにより、”子どもが今どこでつまづいているのかが分かる”ので、子どもに対して適切な対応をとることができるのがこの表のポイントなのです。
され、ここで懸念事項が1つ・・・
それは、全員の子の表が見られるとなると、
「この子はいつも黄色ばっかり!この子は悪い子なのね。」
とレッテルを貼る人がいるのではないか?ということ。
知人によると、この事実は・・・
『まったくない』
とのこと。
もし、いつも黄色を持っている子がいたとしても、「○○くんはきっとあとちょっとでピンクになるね。△△ができればすぐなんろうね。一緒に頑張ろうね!」などと自分の子に伝える親がほとんどなのだそうです。
そのため、レッテルを貼られてしまうということはないのだそうです。
もちろん、アメリカや海外でもレッテルを貼る人はいるでしょう。
しかし、日本では小さい子どもにもレッテルを貼る人たちが多すぎると感じています。
ちょっと何かがあると(自分と考え方が違うなど)、
「あの子は悪い子だから遊んじゃだめ!」
と子どもに伝えたり、親同士で仲間はずれにしたり・・・
これも、多様性を認められない、島国特有の悲しい文化ではないでしょうか。
だからこそ、日本の幼稚園にはアメリカのようなシステムは存在できないのです。
子どもは親や大人がそのように言わない(接しない)限りは、どんな子でも個性として自然に多様性を受け入れることができます。
偏見やレッテルを子どもに植え付けてしまうのは、他でもない、あなたかもしれないのです。
子どもにグローバルに活躍してほしいと願うのなら、偏見やレッテルの種を子どもに植え付けてはいけません。
あなた自身が、様々な人の多様性を認め、受け入れてあげられるグローバルな人になってくださいね。
子ども&あなたの可能性は無限大!
Category マナー . 世界の文化 . 専門家コラム . 真のグローバル人の育て方 2017.06.20