子どもの脳に”良い刺激”を送るには・・・特別なことはなにもいらない。

Spread the love

おはようございます。

乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真の”グローバル脳とココロ脳”を育てる専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。

子どもでも大人でも、「脳を刺激してあげるとより成長を促したり、痴呆症予防になったりする」ということは周知の事実ですよね。

特に、乳幼児期のお子さんを持つ方だと、

”頭の柔らかい子どもの時に、いろいろと教えて脳を刺激しなくては!”

とあれこれ早期教育に走りがちになってしまうこともあります。

けれど、実は脳を刺激するのに特別なことはなにもいらないのです。

Sponsored Link

脳が2%しかなかった子が、80%まで成長した秘訣とは?

DSC00193

先日テレビで、水頭症により、2%しか脳のない子の成長をおった奇跡のVTRというものを見ました。

通常、2%しか脳のない子が無事に生まれてくるのは難しく、生まれてすぐになくなってしまうことが多いそうです。

しかし、その子はたった2%しか脳がなかったのにも関わらず、自力で呼吸をし、時間はかかりましたが、成長するにつれ、話したり日常生活を送ったりするのにはほぼ問題なく過ごすことが出来ているのです!(小学校も、普通学級へ進学しています。)

その子が3歳になったとき、脳を再び調べると、なんと生まれたときに2%しかなかった脳が、80%まで成長しているということが分かったのです。

ではなぜ、ここまで脳が成長したのでしょうか?

もちろん、水頭症の手術をし、それによって脳が成長するスペースが出来たため、今まで縮こまっていた脳が、成長することができたのは重要な要因の1つ。

しかし、医師たちによると、『根気強く日常生活の訓練をしていたことが大きい』というのです。

例えば、

・サンドウィッチを自分で口に運ぶ

・お皿を重ねる

・コップにジュースを入れる

・洋服を自分で着る

などです。

何も特別な教育や訓練をしたわけではありません。

日常生活を送るための努力を重ねただけで、その子の脳はしっかりと刺激を受け、80%まで回復することが出来たのです。

特別なことはいらない。ただ、日常生活の本物体験をさせるだけでいい。

DSC00237

上記の子の例をみてもわかる通り、脳を刺激するのに特別なことは、何もいらないのです。

あれこれと早期教育に気をもまなくとも、

『遊ぶ・食べる・眠る・触れる』

などの子ども本来の本能を満足させてあげる生活を送るだけで十分刺激になり、脳の成長に繋がるのです。

ただ、最近ではあまりにも子ども本来の本能が抑えられてしまったり、子どもの力を見くびってしまったり(過保護)する現状には危機感を覚えます。

これでは、子どもの感覚が鈍り、脳に新鮮な刺激が起らず、成長につながらなくなるからです。

脳へ良い刺激を与えたいと思うのなら、日常生活の中で、親が必要以上に子どもの行動を抑制しないことが大切。

”子ども扱い”をするのではなく、

・ガラスの食器を使ってみる

・プラスチックのナイフではなく、本物の包丁を使わせる

など、時には大人と同じように接し本物に触れさせてみましょう。

これらを行うことで、日常生活の中で本物に触れる体験をすることができ、子どもの脳に刺激を与え、成長をもたらすことができます。

何も特別なことをしなくても、普段の日常で使うものを変える(非日常)など、意識を変えることで、いつでも子どもの脳へ良い刺激を与えることができますよ!

あなたも家の中で子どもと一緒に”非日常”を味わい、成長していきましょう!

子ども&あなたの成長は無限大!

この記事を書いた人

関口真美
関口真美代表
世界×教育=せかいく代表。
元幼稚園の先生で、元インターナショナルスクールの先生。 幼児教育者歴16年以上。
これまで約2,000組の子ども達、保護者と関わってきた経験を持つ。

その中で、子どもの育て方に加え、これから来る予測出来ない時代に向けてどうすれば良いのか分からず、溢れる情報に振り回され、迷い、疲れてしまうご両親の相談に多数のってきたことから、

「よりお子様の特性・ご両親の想いに沿った、且つ、これからの社会を見据えた教育を提供したい」

と思い、
・我が子を”世界人”にするフルオーダーメイド教育コンサル(ペアレントトレーニング)
・旅を通してグローバルを学ぶ実践型グローバル教育(旅行同行)
・国際マナー講師
・セミナー、講演
を行っている。
※世界人=地球上どこでも堂々と活躍出来る人

『子どもが将来、地球上どこでも堂々と活躍出来るように、
まず、人間の土台となる幼少期をしっかり固める。』がモットー。
Translate »