乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真の”グローバル脳とココロ脳”を育てる専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
あなたはお子さんに、”おしゃぶり”はさせていましたか?
あるいは、おしゃぶりをさせるかどうか、悩んでいるところでしょうか?
「おしゃぶりは子どもがリラックスするからさせた方がいい!」
「いや、クセになるからおしゃぶりはさせない!」
どちらの意見も聞きますが・・・いったい、どっちが正解なのでしょうか?
目次
おしゃぶりに関しては様々な意見がありますが、メリット・デメリット、どちらもあるのが事実です。
簡単におしゃぶりのメリット・デメリットを紹介すると・・・
・赤ちゃん自身のストレスを軽減してくれるので、ぐずったり泣いたりが止まらない時期や精神的に不安定な時に活用することができる。
・入眠がスムーズになり、子育てにおけるストレスが減る効果も期待される。
・赤ちゃんは言葉を口に出すことができないため、本能的な行為を通して精神を発達させていく。そのため、早いうちからお しゃぶりをさせてあげると、精神の発達に重要な影響を与えるという意見もある。
※「依存症にならない「おしゃぶり」の正しい与え方と止め方」より抜粋。
・歯並びや噛み合わせが悪くなる可能性がある。
・赤ちゃんの月齢が進むにつれて行う、おもちゃを口に持っていく行為ができなくなる。
・おしゃぶりを与えることでお母さんの手がかからなくなるため、赤ちゃんとのコミュニケーションを怠ってしまうケースもある。
※「依存症にならない「おしゃぶり」の正しい与え方と止め方」より抜粋。
となります。
では、このメリット・デメリットを把握したうえで、世界のおしゃぶり事情をちょっと覗いてみましょう。
世界ではおしゃぶりをどれくらい使用しているのかというと・・・
ずばり、”人それぞれ”です!
以前、スウェーデン人のお子さんをお預かりしたことがあります。
その子は3歳でしたが、泣きそうになると、お母さまがおしゃぶりを口にズボッと装着。
おしゃぶりをチューチューしながら、日々を過ごしていました。(長くても30分くらいでしたが。)
それを見たアメリカ人の先生は、「アメリカではどんなに小さくてもおしゃぶりなんてさせない!」と一言。
対するチリ人の先生は、「チリでは大きくなってもおしゃぶりしている子、たくさんいるけどなぁ~」とおっとり一言。
お国柄によって、大分使用状況は違ってくるようなのです。
おしゃぶりをするかしないか、それぞれ様々な意見があると思いますが、それでどうしようか悩むのは、日本人くらいではないか?と私は思うのです。
確かに、おしゃぶりにはメリットもデメリットもある。
しかし、一番大事なのはその子に合うか、合わないかであり、他人の意見に流されるものではありません。
それは、他のことについてもそうですよね。
よく、日本では”○○がダイエットに効く!”とテレビで放送されると、翌日にはその商品がなくなってしまうことが多々あります。
この現象、海外の人にとってはとっっっても不思議。
なぜって、”その人には合うかもしれないけれど、自分には合わないかもしれない”という考えを持ち、周りに流されることが少ないから。
子育てだって同じことです。
「Aくんには合っても、うちの子に合うとは限らない。Aくんには合わないかもしれないけれど、うちの子には合うかもしれない。」
常に、自分の子・自分を(良い意味で)中心において、子育て軸をしっかり持つことが、子育ての悩みを軽くし、子育てを楽しむ秘訣。
日本人はとかく、周囲の評価を気にしすぎてしまうところがありますが、気にするべき(大切にすべき)は周囲の評価ではなく、”自分の子”のはず。
と、いうわけで、おしゃぶりの使用可否の正解は自分で決める!が正解。
何かで悩んだ時には、「うちの子はどうか?自分はどうか?」の軸で考えてみてくださいね!
子ども&あなたの可能性は無限大!
Category マナー . 専門家コラム . 親と子のコミュニケーション 2017.05.01