お悩み相談:「なぜ仲間はずれが起きるの?」仲間はずれをする子の心理を考える。vol.2

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おはようございます。

乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。

昨日はパパさんからいただいた、「娘さんの習い事で必ず仲間はずれをする子(Aちゃん仮名)がいる」というお悩みについて、その子の行動の理由を考えてきました。

過去記事:「お悩み相談:「なぜ仲間はずれが起きるの?」仲間はずれをする子の心理を考える。」

今日はその続き。

理由その2と、Aちゃんが気づかなくてはいけない”あること”とは何か?をお伝えします!

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理由その2:”こうしないと愛されない、居場所がない”と感じているから

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さて、理由その2は、「Aちゃんが”仲間はずれをしないと(自分への)愛を感じられない”と感じている」ということです。

要は自己肯定感が低く、他人を介してしかそれを感じる術がないという状態です。

Aちゃんが友達に、「○○ちゃんを仲間はずれにしよう」と伝えると、周りの友達がそれを実行してくれるということは、「=自分の言うことを聞いてくれる、自分の味方がいる」と安心感を感じることが出来るということです。

また、自分ではない、他の誰かを仲間はずれにすることで、『自分はこのグループの中では強いんだ、必要とされているんだ』という”自分の居場所”を感じることもできます。

前回の記事で、”Aちゃんのお母さまはかなりきつくAちゃんに怒るタイプ”ということでしたので、どちらかというとAちゃんはこのタイプなのでは?と感じます。

もしかしたら、大好きな親からあまり相手にされていないのかもしれません。

Aちゃん自身、親からの愛情が薄いと感じているのかもしれません。

そうすると、”自分の存在してもいい場所”を求め、あらゆる行動(それが善か悪かは関係ない)に出るのです。

”自分はそのままで愛されている”と感じなければ、仲間はずれをやめることができない。

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仲間はずれをやめることが出来る日。

それは、Aちゃんにとって、『自分はそんなことをしなくても愛されているんだ、居場所があるんだ』と気づくことの出来た日です。

『他人との比較ではなく、自分は受け入れられている』と感じることの出来た日です。

もしかしたら気付ける日がくるかもしれないし、気付けないまま大人になってしまうかもしれない。

私は全力でAちゃんに気付かせてあげたいと思いますし、そんな日が早く来ることを願ってやみません。

相談者さんは、2回に渡ってのこの記事を読んでみて、今後どのようにAちゃんに対処していきたいと思いましたか?

無理にAちゃんと接しなくても構いません。仲間はずれにされた側は、決して悪くないとはいえ、悲しくなるし憤りも感じるものですから、無理に仲良くなろうとか愛に気付かせてあげようとはしなくていいのです。

それはAちゃんと親御さんとの関係です。

ただ、もしまた仲間外れにあってしまうようなことがあれば、「なぜ仲間はずれにするのか?」という明確な理由を聞けるようなら聞いてみてはいかがでしょう?

Aちゃんの考えていることもまた少し理解できるようになり、もしかしたら歩み寄れるかもしれません。

(もちろん、人間には合う・合わないがありますから、合わないようであれば、”もう関わらなくてもいい”というくらいの気持ちを持ってもいいでしょう。)

自分の自己肯定感が低いと、自己評価が低いだけではなく、時には居場所を求め、”いじめる側”にもなってしまいます。

乳幼児期の頃から、たっぷりの愛情を注いであげて下さいね。

なにも特別なことをする必要はありません。ただ、

「だ~い好きだよ!」と抱きしめてあげて下さいね!

子どもの可能性は無限大!

この記事を書いた人

関口真美
関口真美代表
世界×教育=せかいく代表。
元幼稚園の先生で、元インターナショナルスクールの先生。 幼児教育者歴16年以上。
これまで約2,000組の子ども達、保護者と関わってきた経験を持つ。

その中で、子どもの育て方に加え、これから来る予測出来ない時代に向けてどうすれば良いのか分からず、溢れる情報に振り回され、迷い、疲れてしまうご両親の相談に多数のってきたことから、

「よりお子様の特性・ご両親の想いに沿った、且つ、これからの社会を見据えた教育を提供したい」

と思い、
・我が子を”世界人”にするフルオーダーメイド教育コンサル(ペアレントトレーニング)
・旅を通してグローバルを学ぶ実践型グローバル教育(旅行同行)
・国際マナー講師
・セミナー、講演
を行っている。
※世界人=地球上どこでも堂々と活躍出来る人

『子どもが将来、地球上どこでも堂々と活躍出来るように、
まず、人間の土台となる幼少期をしっかり固める。』がモットー。

Category 専門家コラム 2017.02.09

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