2020年の教育改革、日本は大丈夫!?10年経っても変わらない親の教育思考!

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おはようございます。

乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。

さて、先日私もくしくもインフルエンザに罹ってしまうという悔しい事態に陥ったわけですが・・・

この時期になると、小学6年生の小学校の欠席率がぐんと上がるということをご存知ですか?

それはインフルエンザや風邪だから休むというのではなく、こんな驚き理由なのです・・・!

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受験のために学校を欠席するこどもたち!

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その欠席理由はなんと『受験』のため!

3学期は中学受験のための欠席者が増え、なんと”クラスでの授業が成り立たない” ”学級閉鎖レベル” ”学校に来る子が数名しかいない”という小学校が多いのです!

そのため、学年合同の授業にしたり、学校全体の行事は3学期には行わない、2学期の間になるべくカリキュラムをすべて終わらせるようにする・・・などの対策をとっているのだとか。

休むのは受験日当日だけではなく、受験対策として塾に通うためという子もほとんど。

そして、親のこんな驚愕の発言も小学校に上がっています。

・塾の勉強で疲れているから宿題は出すな

・学校の授業では寝かせておけ

・インフルエンザが怖いから1月は学校をまるまる休む                      ・・・etc

更に、親自身も、塾の保護者会には参加するのに学校の保護者会にはこないという人もいるのだとか。

あの有名中学校等もそろって苦言!

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あなたはこれを知ってどう思いますか?

「受験のためならしょうがないじゃない!」

と思われるでしょうか?

しかし、受験のために小学校を休むことは、有名中学校等でも苦言を呈しています。

有名中学校の1つである灘中学校は、

「受験時に小学校の出席率をみて、出席率が悪い=欠席が多い子はいれない。

なぜなら、受験のために学校を休む子は、その後の学校生活でもやっていけないからだ。」

とはっきり言っています。

他の有名中学校でも”出席率を見る”など、同じようなことを言っています。

また、専門家たちの間でも、

「大切なのは”受験”ではなく、その先にある学校生活だ。それを見れずに受験ばかりに気をとられてしまうのは、結局はその先の学校生活も上手くいかなることが多い。」

「小学校へきちんと行くことで、生活リズムが整い、本来の力を発揮しやすい。

また、友だちと励まし合うことでよい結果が生まれる」

とも言われており、これらがきちんとした結果に基づいて言われていることが分かります。

驚くべきことに、これらは10年前に言われている!しかし、変わらない事実・・・

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そしてなんと驚くべきことに、これらは10年前に言われていることなのです!

しかし、10年前とまったく変わっていない現状・・・

もちろん、社会の現状などもあったかもしれませんが、いまだに親たちが子どもに”知識の詰め込みが大切!”と信じている証拠です。

2020年の教育改革まであとわずか3年。

10年も変わらない親の思考がたった3年でどこまで変わるのでしょうか?

今からでもぜひ、”自分で考え、試行錯誤し、学んでいく力を養う”ことにフォーカスしてほしいですね。

子どもの可能性は無限大!

この記事を書いた人

関口真美
関口真美代表
世界×教育=せかいく代表。
元幼稚園の先生で、元インターナショナルスクールの先生。 幼児教育者歴16年以上。
これまで約2,000組の子ども達、保護者と関わってきた経験を持つ。

その中で、子どもの育て方に加え、これから来る予測出来ない時代に向けてどうすれば良いのか分からず、溢れる情報に振り回され、迷い、疲れてしまうご両親の相談に多数のってきたことから、

「よりお子様の特性・ご両親の想いに沿った、且つ、これからの社会を見据えた教育を提供したい」

と思い、
・我が子を”世界人”にするフルオーダーメイド教育コンサル(ペアレントトレーニング)
・旅を通してグローバルを学ぶ実践型グローバル教育(旅行同行)
・国際マナー講師
・セミナー、講演
を行っている。
※世界人=地球上どこでも堂々と活躍出来る人

『子どもが将来、地球上どこでも堂々と活躍出来るように、
まず、人間の土台となる幼少期をしっかり固める。』がモットー。
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