おはようございます。
乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
最近良く耳にする「アクティブラーニング」とは『自ら能動的に学習すること』。
これにはもちろん、学校教育も変えていかなくてはいけないのですが、アクティブラーニングの考え方を身につけるには、家庭での対応も重要になってきます。
家庭でもアクティブラーニングを身につけられる方法、世界と対等になる方法とは・・・?
目次
方法その1は、『教えてもらうことに慣れている』を脱却するということです。
日本人は昔から、個ではなく、集団を意識した生活を送ってきました。
それは、時には自分の意見を抑えても相手を思いやる気持ちにもつながり、とても良い面もあります。
その反面、「言われたことには”はい”という」という習慣も身についてしまっています。
たとえば、集団生活の場で、「今日はマラソンをします!」と先生から言われたとします。
「えー!?」とぶつぶつ言いつつ、結局はみんなでマラソンをやったという経験はありませんか?
実は、海外では同じことを子どもに言っても、動き出さないことがあるのです。
海外の子どもたちの中では、「”なぜそれをやらないといけないのか?”を納得した上でないと、行動に移さない」という姿が多く見られます。
大人から(特に日本の)したら、「なまいき!」「めんどくさいなぁ」と思うことが、海外では普通の子どもたちの姿なのですね。
それは、子どもたちが『自分のことはしっかりと考えて行動する』という習慣が身についているから。
まさにこれが、”能動的な子どもの姿の1つ”ではないでしょうか?
どんなに小さくても、しっかりと自分で自分のことを考えている証拠です。
ここまできたら、方法その2はお気づきかもしれません。
そう、『子どもが自分で考えるクセをつけるようアプローチする』です。
ついつい、「これをやりなさい!」「あれをやりなさい!」といってしまい、子どもから”何でやらなきゃいけないの?”と言われた時に、「口答えしない!」と言ってしまうことってあると思います。
しかし、そこをグッとこらえて、
・「○○だから、これをしてね」などと理由を一緒に伝える。
・「なんでだと思う?」「あなたはどうしたい?」などと尋ねる。
ことで、子どもたちは少しずつ、自分で考るクセや、自分の意見や思いを精査することができるようになってきます。
これを行うには、どうしても時間がかかるもの!子どもと一緒に出かける時などは、1日のスケジュールには余裕をもって動けるとgoodですね!
いかがでしたか?
子どもの成長には、”大人にとってはめんどくさいこと”が非常に重要になってくることが多いのです。
「あー、めんどくさい!」と感じたら、「あ、これは子どもが成長するチャンスだ!」と発想を転換してみてくださいね!
子どもの可能性は無限大!
Category 世界の文化 . 専門家コラム . 真のグローバル人の育て方 2016.11.25