おはようございます。
乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
来年度に向けて、幼稚園や小学校選びが始まっていますね!
”お受験”というほどではなくても、幼稚園では面接を実施しているところもありますよね。
「面接っていったいどんなことをするの?」
というのは、親御さんのとっても気になるところ・・・
今回はその秘密をちょっとだけ教えちゃいます!
目次
”面接”と聞くと、文字が分かって数字も理解できて・・・など、お受験的なものを想像されるかもしれませんが、実際にはそんなことはありません。(もちろん、いわゆる”お受験園”は違うのかもしれませんが・・・)
幼稚園教諭が一番重視しているのは、『子どもの様子』です。
・こちらの問いかけにどのような態度で応えるか?
・どんなものが好きでどんなものが嫌いか?
・慣れない場所ではどのように過ごしているか?
・友だちや先生(大人)に対してどのように反応するか?
・マナーはどうか?
などのポイントを、お部屋の中で子どもたちがどのように過ごしているのかを見ることによって把握していきます。
これはいわゆる、”行動観察”というものですね。
ここでのポイントは、子どもたちの発達の状況を見ると共に、コミュニケーションの発達についても見ています。
ただし、”泣いているからダメ、挨拶が出来ないからダメ”などということはありませんのでご安心を!
子どもの行動をみることで、入園後のクラス編成や子どもたち同士の相性、子どもが園の方針を受け入れられるかどうかを判断する材料の1つになるというだけです。
それ以外では、行動観察をしながら、
・名前を聞く
・色と形が分かるか聞く
・簡単な数(0~3くらい)が分かるか聞く
・スプーンでものがすくえるかやってもらう
・ボタンやキャップのフタの開閉を自分でやってもらう
などというものがあります。
これも子どもの発達の状況やコミュニケーションの発達段階を知るのに役立つのです。
面接では子どもはもちろん、親御さんの様子も見ています。
では、具体的にどのようなことを見ているのかというと・・・
『子どもを溺愛しすぎてなんでもやってしまわないか?』
ということ。
もちろん、園の方針に共感してくれているかも大切なのですが、実はこれが1番気にすることだったりするのです。
なぜなら、子どもを溺愛しすぎて先回りしてなんでもやってしまうと、子どもの成長に繋がらない=(大げさにいえば)妨げられてしまうからです。
”自分の子が1番!”(もちろん、そうなのですが)という気持ちがあまりに強くなりすぎてしまうと、結局園の方針とはずれていってしまったり、相手を攻撃し、大きなトラブルになってしまったりということに繋がるため、行き過ぎた溺愛・過保護は園としては要チェックなのです。
もちろん、園によって面接の内容は様々ですし、何を重視するかも様々ですので一概には言えませんが、大元はだいたいこのような感じが多いのではないかと思います。
結局大切なのは、やりすぎず、放任すぎず、『日ごろから子どもを信じてのびのびと愛情をかけてあげること』だと思います。
ついついピリピリしてしまう時期になりがちですが、子どもと自分を信じて面接に臨んでくださいね!
終わったあとは、頑張った子どもと自分をたっくさん褒めてあげましょう♪
子どもの可能性は無限大!
Category 専門家コラム 2016.10.21