おはようございます。
乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
先日、子育てを終え、”自分でも子どもたちの未来のために”と精力的に活動していらっしゃる素敵な女性にお会いしました。
その方はお子様を海外留学させ、自分も海外で住んでいた経験から、グローバル教育という観点に様々な視点をもっておられます。
実際に海外の高校、大学にお子様を通わせていた経験から、私も知らなかったお話がたくさん!
今日は”海外で活躍するために必要なこと”、その実情をお聞きしてきました!
目次
「英語が話せるだけでは世界で通用しない」
ということは、せかいくでも何度もお伝えしてきました。
もちろん、英語にばかり注力して、人間力が1番育つ時期にその力を育ててあげなければ、日本にいても活躍することは難しいでしょう。
しかし、実はそればかりではなく、日本人が海外の学校に留学(短期ではなく、向こうの高校や大学を卒業しようとする正規留学)しよう、海外で活躍しようと思うには、英語や人間力のほかに、『学習スタイル』という壁があったのです!
日本と海外の学習スタイルの違い・・・
これまでせかいくでも取り上げてきたテーマですが、実際に留学をされて方によると、これが天と地ほどの差があるとか!
日本の学習スタイルは、先生が子どもたちに、いわば一方的に授業の内容を伝える受け身のスタイル。
それに対して海外の学習スタイルは、授業の中で、「自分はこう思う」という自分の意見や思いを伝える能動的なものが多くなります。
しかも、”手を挙げてから発言する”というよりは、話の中で自然と「僕はこう思う」「いや、私はこうだと思う」と次々と意見が交わされていくのだとか!
なにが問題かというと・・・この形式だと、”日本人は話に入っていけない”のです。
確かに、テストは出来る。英語も分かる。でも・・・話に入っていくタイミングが分からない!!!自分の発言に注目してもらえるような話が出来ない!!!
次々と自分の思いを発言していく友だちの中で、
「いったいいつ自分の意見を言えばいいの!?」
と大混乱になったり、発言しても、人を引き付ける話を出来なかったりで、結局なにもできなかった・・・ということもしばしば。
結果、卓上のテストはよくできても、”積極性がない”とか”もっと自分の意見を発言するべし”という評価が下されてしまうのだとか・・・
海外の人と対等に渡り歩くためには、 『話に入るタイミングを見極めること・自分の話に集中させる(引き付ける)ような話し方をすること』がいかに大切かということは、海外で仕事や生活をしている方は必ずおっしゃることです。
日本では、まだまだこのようなことを学習する機会は少ないですよね。
ぜひ家族間でも議論や話し合いの場を作って(テーマはなんでもいいのです。)、いざ海外に子どもたちが出たときに活躍できるよう、たくさん経験を積ませてあげられるといいですね!
子どもの可能性は無限大!
Category 専門家コラム . 真のグローバル人の育て方 2016.10.13