おはようございます。
乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
先日、こんなご相談をいただきました。
「うちの子、どうしても椅子に座っていられなかったり、みんなと同じことをやらなかったりするんです。
うちでも厳しくしつけているのにどうしてでしょう・・・うちの子、何かあるのでしょうか?」
いえいえ、そんなことはありません!
お子さんのそのような姿が見られるということは、お子さんからの「ぼくを愛して!」のサインですよ!
目次
あなたは”しつけ”とはどのようなことだと思われますか?
しつけというと、叱ったり厳しくしたり・・・というイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。
しつけ(躾)とは、身を美しくするもの。
子どもをより美しくするための教えが、叱る・厳しくするだけではなんだか悲しい気がしませんか?
また、前回の記事でもお伝えした通り、子どもたちは十人十色。
(前回記事→「『憧れの母親像・子育て』にとらわれすぎない!自分流の子育てを見つける方法。」)
厳しくすることがある子にとっては逆効果になることもあるのです。(たいてい、厳しいばかりだと子どもは余計反抗するのですが。)
私の考えるしつけとは、”あなた(子ども)のことをいつでもしっかり見ているよ!というサインを子どもに送る”ことです。
そもそも、子どものことを分かっていないと、叱るにも叱れませんよね。
そこで、もちろん危険なことや人様に迷惑をかけた時には厳しく叱ってもいい。
しかし、イスに座っていられない、みんなと同じことが出来ない・・・など、命にかかわるくらい大きな出来事ではない時にも、常に厳しく接していると、子どもは「自分は嫌われているのではないか」と不安になります。
そこから、「自分が悪いことをすると親が振り向いてくれる」という思いにまで至ると、親の視線=愛情が欲しいばかりに、親が嫌がることをしたり、困らせるような行動をすることになるのです。
そこでまた厳しく叱ると、さらに悪循環に陥ることに・・・
お子さんにそんな行動が見られるようになった時には、ちょっと振り返ってみてください。
・最近、お子さんを抱きしめてあげていますか?
・あなたが大切だよ、大好きだよ!と伝えていますか?
・どんなあなたでもいいんだよ!と伝えていますか?
”叱っても厳しくしても、行動が変わらない・・・”
親としては心配になる気持ちも分かります。
しかし、それだけが子どもに伝える術のすべてではないことをぜひ知ってほしいと思います。
それらの行動は、すべてお子さんからの、自分を愛してほしいという無言のメッセージ。
厳しく叱らなくても、抱きしめながら、「あなたのこと、大好きだよ。でも、こんな風にしてくれるとママはもっと嬉しいな。」などと、スキンシップをしながら優しく諭す方法がとっても効果的な場面はたくさんあります。
相談してくださった方も、「そのような方法は今までとったことがなかった。」
とのことでした。
ぜひ、”あなたのこと大好きだよ、いつも見守ってるよ!”というラブメッセージを子どもたちにたくさん送ってあげてくださいね!
子どもの可能性は無限大!
Category 専門家コラム . 親と子のコミュニケーション 2016.09.29