おはようございます。
乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
今回、こんな面白い記事を見つけました。
「学力世界一のフィンランドでは「九九」を暗記せず、「電卓」を使う」
なんとフィンランドでは九九を覚えないそうです!
電卓を試験で持ち込み可にする国があるのは知っていましたが、さすがに九九はみんな覚えているだろうと思っていただけに、衝撃の記事でした。
目次
「ムダを省いて効率を上げる」
企業でもよく聞く言葉ですよね。
これは、何も企業間だけに言えることではなく、私たち人間、ひいては子どもの学習にも当てはまることなのです。
今回の”算数で電卓を使う”ということに置き換えるなら、「使える道具あるならば、それを使い、それ以外のことに頭を使った方が学習意欲・効率が上がる」ということになるでしょう。
事実、各種調査によれば、”電卓を使用する学生は、そうでない学生と比べて数学に対する意識が高い”という結果も出ているのです!
『世の中が進化すれば、教育のあり方も常に見直す必要がある。そのときどきのプラットフォーム、つまり与えられた環境を踏まえて、最低限やらなければならないことを見極めるべきだ。今の子どもたちなら九九ではなく、エクセルが使えるようになったほうがいい。
すべての科目を隅から隅まで教えるよりも、プラットフォームの使い方を最初に教え、あとは本人が興味を持った分野を深堀りさせるほうが効果的だ。』
これは、記事の中の一部を抜粋したものです。
確かに、人間は生きている限り変化します。環境も変化します。
道具も働き方も変化していくのに、教育だけまったく変化しないのは不自然ですよね。
今の子どもたちは私たちが想像していなかった時代に生きています。
そして、想像もつかない時代を生きていくのです。
私たち大人が、「こんなのは認められない!」と頭ごなしに否定するのは、子どもたちの可能性をつぶしてしまうことにもなりかねませんね。
今は子育てのやり方も変わってきています。
「私たちはこうやって育った!だからこうしなきゃ!」
という固定観念はなくし、環境・時代によって、スポンジのように柔軟に変化させていかなくてはいけませんね。
それが、子どもの輝かしい未来に繋がっていくのです。
あなたは子どもに”ムダな努力”を強いていませんか?
子どもの可能性が無限大!
Category 世界の文化 . 専門家コラム . 発達 . 真のグローバル人の育て方 2016.09.14