おはようございます。
乳幼児からココロが震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
梅雨に入り、じめじめ湿気の暑さにやられている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
暑くなってくると、「幼稚園や保育園に持っていく子どもの水筒に氷をいれて、キンキンに冷やしている」というご家庭も多いのではないでしょうか?
”熱中症予防にも冷たい方がいいに決まっている・・・”と思っている方、ちょっと待って!
それがかえって子どもの健康を害しているってご存知でしたか?
子どもの飲み物をキンキンに冷やしてはいけない理由、また、暑い時期に大活躍のスーパードリンクとは!?
目次
「暑くなると、うちの子必ず風邪を引くんです。」
というご家庭はありませんか?
その原因、冷たい飲み物を子どもに飲ませているからかもしれません!
気温が高くなり汗をかくと、誰でも冷たい飲み物が欲しくなります。
特に子どもには、熱中症も心配なので、冷たくした水分をいつもより多めに・・・と考えている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし!実は暑い夏でも、冷たいものは胃腸を冷やしてしまうのです!
胃腸が冷えると、当然内蔵機能が低下します。
また、過剰に水分を摂取しすぎると、胃酸が薄まり、胃の機能が低下してしまうことにも繋がります。
これらの影響で、体調を崩しやすくなってしまうのです。
江戸時代の儒学者、『貝原益軒』も、健康な暮らし方について書いた著書『養生訓』で、四季のうち夏はもっとも保養をしなければいけない季節だと言い、こんな言葉を残しています。
「夏は陰気が腹中に隠れているので食物の消化が遅い。それゆえ、多く飲食してはならない。温かい物を食べて胃腸を休めなさい。冷水を飲んではならない。全ての生もの、冷たいものは避けること」
貝原益軒は、本書に書いたことを実践し、当時(江戸時代)の人としては長寿である、84歳まで生きたそうですよ!
「でも暑い季節に熱い飲み物なんて飲む気がしない・・・」
その気持ち、よ~くわかります。
そんな時は、せめて常温のものを飲みましょう。
また、この時期のスーパードリンクは・・・”麦茶”です!
大量に汗をかくと、汗と共にビタミンやミネラルが失われてしまいます。
その失われたビタミンやミネラルを確実に補給してくれるのが麦茶なんです!
暑い時期の水分補給では、麦茶が最も優れているといっても過言ではないくらい、大活躍してくれます!
ただし、麦茶も冷やしてしまっては胃腸の機能低下のもと。
作った麦茶は冷蔵庫に入れず、常温にし、子どもがいつでも飲めるようにしておきましょう。
以前勤めていた幼稚園でも、夏場はいつも麦茶をやかんで沸かして、そのまま冷やさずに飲んでいました。
子どもは”本能”に従って生きているので、水分補給が必要な時には、常温の麦茶でも、美味しく飲んでくれますよ。
いかがでしたか?
良かれと思って冷やしていた子どもの飲み物が、実は子どもの内蔵機能を弱めているなんて、驚きですよね。
「なかなか常温のものを飲んでくれない!」
という方は、普段の水分を見直してみましょう。
砂糖のたくさん入った清涼飲料水やジュースばかりあげていませんか?
子どもが暑い季節を元気に乗り越えるために、今年はスーパードリンク麦茶を水分補給の要にしてみましょう。
子どもの可能性は無限大!