おはようございます。
乳幼児からココロが震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
昨日は子どもの習い事について、自分の幼少時代の経験をお話ししました。(→「子どもの習い事、続けさせるべき?辞めさせるべき?幼児教育者の習い事経験は・・・」)
今日はそんあ飽きっぽい私がたくさんの習い事から学んだこと、実際に『続けさせるべきか、それとも辞めさせるべきか問題に直面した時の対処法』を5つご紹介します!
目次
こんなに何度も辞めたり、また始めたりを繰り返した幼少期を過ごしている私は、世の中で議論されているところによると、完璧に『頑張れない子』。
でも、”自分って本当に頑張れないだめなやつなんだ・・・”とは思いません。
何度も繰り返したり、たくさんの習い事をすることで、体で学んだことがいっぱいあったからです。
自分に合うもの、合わないもの、この習い事の好きな部分、嫌いな部分、自分の得意なこと、苦手なこと・・・
全部体で感じることができたからこそ、今の私があるのです。
また、今でも良かったなと思うところは、「どの習い事も嫌いになっていない」ということ、”やってみたい!”というチャレンジ精神、”ここまで頑張ろう”と目標を自然に設定する力が身に付いたこと。
確かに、どの道でもプロになることは出来ませんでした。継続力がないと言われれば確かにそうでしょう。
しかし、”好きなことに熱中すること、物事に自然と目標や道筋をたてるようになったこと、自分の選んだことに責任をもつこと”という力は身に付けることが出来ました。
そういうところも含めて、”自分”というものに気づくことが出来たのです。
自分の経験も含めて考えると、 『習い事を続けられるから頑張れる子、すぐに辞めたくなるから頑張れない子』というのは間違っていると感じます。
習い事は確かに子どもの性格に影響するかもしれませんが、それはほんの1部の要因でしかありません。
子どもの性格や頑張る力は習い事のみで決まるわけではないのです。
そうはいっても、どうすればいいかわからない・・・という方は、お子さんと次の5点を話し合ってみましょう!
→習い事の先生との相性、友だちの人間関係、雰囲気はどうなのかチェック!
→これはしっかり決めた方が、子どもも”ここまでは頑張れた!”という達成感や、”目標を達成したから辞めるんだ!”という爽快感
に繋がるのでおすすめ!
→なかなか言い出せないものだが、自分で選んだ結末に責任を持たせるために、ぜひチャレンジさせよう!
いかがでしたか?
自分の経験も交え、2回にわたってお送りしてきた『続けさせるべきか、それとも辞めさせるべきか問題』ですが、一番大事なことは、
『その子にとってこの習い事を続ける/辞めることで何が身に付くのか?どんなことを学ぶ/感じるのか?』
ということを考えることだと思います。
この問題に直面した時には、上記の5点を中心に、子どもとじっくり話し合うことはもちろん、習い事の雰囲気を親も出来るだけ感じて、子どもの気持ちに寄り添いましょう。
それが、親と子どもにとって一番良い選択になるのですから。
また、習い事に対しての過度の期待も絶対NG! それが子どもが辞めたくなる要因の1つにもなりますので、ご注意くださいね。
あくまでも、習い事は子どもの可能性、選択肢を広げるための1つの手段と捉えましょう。
子どもの可能性は無限大!
Category 専門家コラム 2016.06.08