おはようございます。
乳幼児からココロが震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
みなさんは、”片付け・掃除”や”整理整頓”は得意ですか?それともちょっと苦手・・・と感じているでしょうか?
実はこれらは、昔から子どもたちに徹底的に教えられたものなのです!
なぜこれらが徹底的に教えられていたのでしょうか?
目次
江戸時代の幼児教育で行われていた『灑掃(さいそう)』。
これは、掃除を徹底的に学ばせるということです。
なぜ掃除を徹底的に学ばせたのかというと・・・「優れたリーダーを養成するため」。
リーダー養成の1つのトレーニングとして、”掃除を学ぶ”ということが取り入れられていたのです。
ではなぜ、掃除が優れたリーダーを生み出すことに繋がるのでしょうか?
それは・・・整理整頓力が身に付くことに関係があります。
現代でも、「忙しい、忙しい!」「あれもこれもやらなきゃ!」と常に何かに追われている人がいますよね。
けれど、それを頭の中で何の順序もたてず、くる仕事にかたっぱしから取り掛かったり、1つの仕事にちょっと手を付けては次に行く・・・などのことをしていては、いっこうに仕事を捌くことはできませんよね。
もちろん、「どれから手を付けていいのかわからない!」なんてことになったら・・・
仕事はたまる一方。部下に対しても、どの仕事をどこまで任せたらいいのかわからなくなり、結果、組織全体が上手く回らないということに陥ってしまうのです。
・・・ちょっとまってください・・・
この状況って見覚えがありませんか?
・・・そうです!『片付けられない』というのとまったく同じ状況ではありませんか?
「何から片付けたらいいのかわからない・・・」
「どこをどんな風に片付けたらいいのかわからない・・・」
そして結果的にどんどんものがたまって足の踏み場もなくなってしまう・・・なんてことに。
物をどこに片付けたらいいのかわからない=整理整頓力が低いと、頭の中もぐちゃぐちゃしてしまい、仕事を効率よく進めることが難しくなります。
『頭が切れる』と言われる人は、仕事に関しても頭の中で整理整頓が出来るため、総じて”整理整頓能力がある人”とも言えるのです。
リーダーになると、矢のように降ってくる大事・難事を整理整頓してさばいていく能力が求められます。
これが出来ないと、優れたリーダーとはなかなか言えません。
江戸時代にはすでに、掃除と優れたリーダーの関係性が分かっていました。
だからこそ、幼い子どもの頃から”掃除”というものを徹底的に学ばせ、そこから『頭の中を自然に整理整頓出来る人=優れたリーダー』を養成したのです。
グローバルに活躍するためにも、頭の中を整理整頓出来ることはとても重要です。
現代では塾などに追われて家の手伝いや片付けを自分でやらない子・片付けや掃除の仕方を教えない親も増えてきています。
掃除自体を他人に任せてしまうこともあるでしょう。
しかし、それは実にもったいないことです!
今からでも遅くはありません!
ぜひ、家族で『整理整頓能力』を磨いてみてください。
子どもの可能性は無限大!