おはようございます。
乳幼児から心が震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
みなさんは、自分の”体臭”を意識ことはありますか?
”自分ではわからないけど気になる・・・”という方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?
また、日本人でも体臭は人それぞれではありますが、”外国人の方が臭いがきつい”といった意見もありますよね。
実は体臭は、人種によっても違いがあるのです!
目次
日本人は欧米人などと比べても、体臭が少ない民族だと言われています。
その理由は毎日お風呂に入る習慣や和食によるものだともいわれています。
しかし、実はもっている遺伝子に違いがあったのです!
日本人は欧米人に比べて汗腺が少ないため、ニオイの元になる菌の繁殖が欧米人に比べて少なくなります。
そのため、体臭が少なくなるのですね。
汗腺の数は遺伝子によって決定されています。
ちょっと専門的なことをいうと、関係があるのはABCC11遺伝子のA対立遺伝子とG対立遺伝子というもの。
A対立遺伝子の割合が多いほど、体臭が弱くなるのです。
日本人はこのA対立遺伝子をもつ割合が多いため、体臭が強くならないのです。
(日本人はAが約80%、Gが約20%の割合です。)
また、この遺伝子は耳垢を形成するときも関連があり、A遺伝子が強いほど耳垢は乾燥しており、G遺伝子が強いほど耳垢は湿っているのです。
耳垢が体臭の1つの目安になることは知っていましたが、この遺伝子が関係しているのですね。
データだけをみると、最もG対立遺伝子を持つのはアフリカ系アメリカ人で、割合はG対立遺伝子がなんと約100%になっています。
データだけでいえば、体臭が強くなるのもアフリカ系アメリカ人ということになりますが・・・そこは個人差もあるところです。
逆に同じアジアでも韓国人はA対立遺伝子が約100%なので、ほぼ体臭がないと言えます。
が、そこももちろん、個人差があるということです。
※参考チャート
遺伝子によって体臭が強いか弱いかは決まる部分ももちろんありますが、幼い頃からの食習慣も体臭には影響します。
例えば、遺伝子上体臭のほぼない韓国人ですが、体臭としてキムチの臭いがすることがあります。
また、インド系でカレーを幼い頃からよく食べる人はカレーの臭いがします。
(私の実体験にも基づいています。)
中国人は油の臭いがするということもあれば、日本人は醤油臭いと言われることもあります。
これはあくまで仮設ですが、その国の国民食と呼ばれるものが、遺伝子とは関係なく、体臭に関係してくるのかもしれませんね。