おはようございます。
乳幼児から心が震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
これからを生きる子どもたちには英語が必要だと感じている親御さんは多いかと思います。
そんな中、こんな言葉を聞いたこと・もしくは思ったことはありませんか?
『英語ができれば就活に有利』
これって本当なのでしょうか?
(以前の就職関係についてのコラムもチェック!→「留学経験者の就職・転職に必要なものとは?」)
目次
とは少し言い過ぎかもしれませんが、もはや”英語が出来れば良い”では世界では通じなくなっているのです。
その証拠に、最近、グローバル企業は採用基準として英語力を重視しないようになって来ています。
なぜなら、もはや多くの志望者たちが英語力を磨いているのため、そこだけでは差がつかないからです。
これまでせかいくでも何度かお伝えしてきたように、「英語が話せればグローバルに活躍できる」というのであれば、世界中の国のほとんどの人(もちろん、アメリカやイギリスなど、英語を母国語とする人は全員)が大活躍しているはずですよね。
しかし、そのようなことにはなっていませんよね。
それは、やはり一番大事なのは英語ではないということの証明なのです。
上記でも述べたように、もはや企業も英語力を重視して採用をしていない現状がある昨今。
今の子どもたちが就職する頃には、さらに英語力は重視されなくなるでしょう。
なぜなら、その頃には英語を話せることが当たり前になっているから。
もしかしたら、第三外国語(英語以外)まで話せることが当たり前になっているかもしれません。
そんな中で、企業や世界が重視するポイントとすれば・・・
『人間として魅力的かどうか=人間力』、仕事でいえば、『仕事が出来るかどうか』です。
英語は堪能でも、仕事が出来ない人、人間として魅力がない人とは一緒に過ごしたいと思わないですよね。
逆に英語はあまり堪能でなくとも、人間として魅力的な人、仕事が出来る人とは、「ぜひ一緒になって何かをやりたい!一緒にいたい!」
という感情が働くのではないでしょうか?
海外へ行っても、言葉以外でコミュニケーションを取ることができた!という例はたくさんあります。
なんせ、『コミュニケーションに言葉はいらない』というような言葉まであるのですから。
”自分が英語習得に苦労したから子どもには早くから英語を・・・”
と思われている方もいらっしゃると思いますが、人間の根っこである土台を作る乳幼児期はとても大切な時期。
この期間を英語にばかり焦点を当ててしまうと、人間としての魅力を育てる機会を減らしてしまうことに繋がります。
英語はあくまでも”ツール(道具)”ですから、何歳になっても勉強しなおすことができ、習得することができます。
しかし、根っこを育てる乳幼児期はやり直すことができません。
もちろん、英語は話せないよりは話せる方が良いですが、『1番』でなはいことを忘れないでください。
人はみな、英語ではなく、その人の魅力=人間力に惹かれるのですから。
※今回、いつもお世話になっております、海外就学・就業経験者の豊かなキャリア形成をお手伝いしている、BEYOND BORDERさんの記事からお題をお借りしました。
BEYOND BORDERさんでも同じテーマで記事を書いていますので、ぜひ参考にしてみて下さいね!
Category 専門家コラム . 真のグローバル人の育て方 2016.03.09