イタリア版女の子の日!『フェスタ・デッラ・ドンナ』!

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おはようございます。

3月3日はひな祭りでしたね。

女の子をお祝いする習慣は日本だけではなく世界にもあり、先日は”インド版ひな祭り”をご紹介しました。

(→「ひな祭りは日本だけじゃない!?インドの『ナヴァラトリ』って?」)

今日は世界のひな祭り第二弾!イタリア版をお送りします。

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イタリア版女の子の日!『フェスタ・デッラ・ドンナ』!

イタリアでは3月8日は女性をお祝いする『フェスタ・デッラ・ドンナ』の日です。

実はこの日は「国際女性デー」

イタリアだけではなく、世界で女性をお祝いする日なのです。

イタリアではこの日を「国際女性デー」ではなく、『フェスタ・デッラ・ドンナ』と呼んで祝うのが一般的だそうです。

『国際女性デー』ってなあに?

これは、1904年3月8日にアメリカのニューヨークで、女性労働者が自らの参政権を求めてデモを起こしたことがきっかけで制定されたと言われています。

このデモを受け、1910年にデンマークのコペンハーゲンで行われた国際社会主義者会議において、ドイツのクララ・ツェトキンが3月8日を「女性の政治的自由と平等のためにたたかう記念日」とするように提唱しました。

そして、翌年の1911年3月8日に第1回「国際女性デー(International Women’s Day)」を開始したことで、この日が大きな意味を持ち始め、1975年には、国連も3月8日を「国際女性デー」と定め、”女性の平等な社会参加と環境整備を加盟国に呼びかける日”としました。

これにより、多くの国々で”3月8日は女性のための日”という認識が高まったのです。

フェスタ・デッラ・ドンナの花、”ミモザ”と”トルタ・ミモザ”でお祝いしよう!

イタリアではこの日をどのように過ごしているのかというと・・・

「フェスタ・デッラ・ドンナ」のシンボルであるミモザを男性が女性に送ったり、ミモザの花を表現したケーキ、「トルタ・ミモザ」を食してお祝いするのが定番!↓

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ケーキは例年3月8日のこの日にしか販売されないものなのです。

基本的にはこの日は女性同士で外出をすることが多いようですが、近年ではバレンタインデーのように男性が女性をレストランに連れて行ったり、一緒にお祝いをするケースも増えているようです。(あくまで、日本のバレンタインの習慣とは違うようです。)

女性であることに喜びを感じる1日!

現在では政治的な意味合いを持った1日というよりも、「すべての女性に対して感謝の気持ちをミモザの花とともに贈る1日」となっているこの日。

日本のひな祭りのように小さい女の子だけではなく、おばあちゃんになっても、ずーっとお祝いしてもらえる、女性にとってはとても素敵な1日なのです!

男性はこの日、街の至るところに出る屋台でミモザの花束を購入し、妻や恋人だけではなく、母や祖母まで、年齢に関係なくミモザをプレゼントするそうですよ。

また、街を歩いていると「アウグーリ!! (Auguri:おめでとう!!)」「フェスタ・デッラ・ドンナ!! 」と沢山の人が声をかけてくれるのだとか!

なんとも素敵ですよね。

日本でも、3月8日のこの日は、女性であることを存分に(!?)お祝いしちゃいましょう♪

この記事を書いた人

関口真美
関口真美代表
世界×教育=せかいく代表。
元幼稚園の先生で、元インターナショナルスクールの先生。 幼児教育者歴16年以上。
これまで約2,000組の子ども達、保護者と関わってきた経験を持つ。

その中で、子どもの育て方に加え、これから来る予測出来ない時代に向けてどうすれば良いのか分からず、溢れる情報に振り回され、迷い、疲れてしまうご両親の相談に多数のってきたことから、

「よりお子様の特性・ご両親の想いに沿った、且つ、これからの社会を見据えた教育を提供したい」

と思い、
・我が子を”世界人”にするフルオーダーメイド教育コンサル(ペアレントトレーニング)
・旅を通してグローバルを学ぶ実践型グローバル教育(旅行同行)
・国際マナー講師
・セミナー、講演
を行っている。
※世界人=地球上どこでも堂々と活躍出来る人

『子どもが将来、地球上どこでも堂々と活躍出来るように、
まず、人間の土台となる幼少期をしっかり固める。』がモットー。

Category 世界の文化 . 専門家コラム 2016.03.08

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