「子どもたちは国の宝」「未来を担うのは子どもたち」
など、これからを生きる子どもたちは、社会にとってとても大切ですよね。
そんな子どもたちの未来を拓くために、みなさんにぜひ行ってほしい場所があります。
目次
未来の子どもたちのためにやって欲しいこと・・・それは”選挙へ投票に行くこと”です。
「なぜ選挙?」
と思われたかもしれません。しかし今、子どもたちを取り巻く環境が緊急事態に陥っているのです!
みなさんは、日本が教育にどれほどお金をかけているかご存知ですか?
OECD(経済協力開発機構)加盟国34か国の中で、どれだけ教育にお金をかけているかの順位を見ると・・・
なんと日本は最下位!平均6%の中で、わずか3%しか子どもたちの教育にお金をかけていません。
しかも!政府はさらに教育資金を削ろうとしているのです!
これは由々しき事態です!
ではなぜ教育資金をもっと減らそうという話が出ているのかというと・・・
日本が少子高齢化社会だからです。
もうすでに日本は高齢化社会といっても過言ではないかもしれません。
そして昨今、選挙へ投票に行くのは高齢者の方が多いですよね。
政治家としては当然、自分を支持してくれるよう、高齢者の方に有利な政策をうたう傾向があります。
その影響か?現在政府がかけているお金は・・・
小学校の公立→年間110万円
高齢者→年間1000万円
こんなにも差があるのです!
もちろん、もっと詳細なデータがあるとは思いますが、高齢者の方によりお金をかけているのは事実なようです。
そんな日本に対して、世界では今後国の発展のためにも、子どもの教育がとても重要なことに気づいています。
そのため、石油国であるサウジアラビアは、50年後には石油がなくなることを見越して、子どもたちの教育に50%ものお金をかけています。
オランダでも20%という高いお金をかけているのです。
そんな中、日本の教育にかけるお金はわずか3%、そしてさらに削ろうとしているという事実・・・
これからの国を支え、未来を担う子どもたち。
そんな子どもたちが、より良い環境で充実した教育を受けられるようになることが、子どもの未来にとって、とても重要なのです。
実はこのお話は、東京インターナショナルスクールを設立し、国際バカロレア(IB)機構アジア太平洋地区委員会の委員でもある坪谷ニュウエル郁子さんからお伺いしたものです。
正直、私も選挙には行かないことが多いのですが、この話を聞いて、”選挙に行くということはとても大事なことなのだな”と感じました。
次回の選挙にはぜひ行きたいと思います!
これからを生きる子どもたちの未来のために、ぜひ清き1票を!
Category 専門家コラム 2016.02.17