『おさがり』は子どもの成長に影響するのか?

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兄弟・姉妹がいる方は比較的経験がある『おさがり』

上の子が使っていたものを下の子が使うという「おさがり」は、下の子にとって”不満だった!”という声も多く聞かれています。

しかし、この「おさがり」をすることで、子どもの成長に何かしらの影響を与えるのでしょうか?

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答えは・・・YES!

おさがりは、頻度ややり方によっては、子どもの心の成長に影響を及ぼすと考えられます。

それも、上の子・下の子関係なく。

☆下の子の場合

下の子が不満を持つ気持ちはなんとなく分かる気がしませんか?

”おにいちゃん、おねえちゃんが新しいものを買ってもらえるのに、自分はいつもおさがり・・・たまには自分だって新しいものが着たい!”

自分の欲しいものではなく、強制的に(?)着せられることもある下の子。

このように思うのも当然のことと言えるでしょう。

☆上の子の場合

上の子にはおさがりなんて関係ないと思っている方もいるかもしれませんが、実は、上の子にだって不満が出るときがあるのです。

それは、『おさがり前提』で新しいものが来ることがあるから。

例えば、ずっと使えるように大きめのものを与えられる、性別の異なる兄弟なのに、どちらにも対応できるように中性的な色や柄のものばかり・・・

などです。

おさがり前提では、当然自分の欲しいものとは違うので、心が満たされることは少ないと言えるのです。

おさがりがいじめに繋がることもある?

経済的にも助かる部分がある『おさがり』。

ですが、なんでもかんでもおさがりにすれば良いというものではありません。

使ったものは、当然それなりの使用感があります。

子どもはとても敏感なので、なんでもおさがりだと、「ちょっと変わった人(家)」だと思われてしまうこともあるのです。

バランスの良い『おさがり』を!

だからといって、おさがりをしない方が良いというわけではありません。

兄弟・姉妹だけではなく、ご近所や友達からも、もらう場合もあるでしょう。

世界に誇れる文化、『もったいない』がある日本では、とても大切な慣習です。

しかし、兄弟・姉妹間でのおさがりは、”どちらも我慢している”部分が少なからずあると思います。(もちろん、大きくなった!と喜んでいる子もいます。)

経済的な面だけではなく、”きちんとあなたを愛しているよ”という意味を込めて、平等に新しいものを与えてあげましょう。

子どもたちも、「自分のためだけに買ってくれた」という経験が出来ると、親に愛されていることが実感でき、心の成長・自立にも繋がります。

こんな小さなことで?と思うかもしれませんが、子どもは常に親の愛情を確かめたいものなのです。

バランスをしっかり取りながら、『おさがり』をうまく活用していって下さいね!

☆ちなみに・・・

パンツ(下着)と靴下は新しいものにしてあげて!という意見が多いようです。

確かに、子ども同士・兄弟同士とはいえ、パンツをおさがりするのはどうか・・・という気持ちもわかります。

しかし、トレパン(トレーニングパンツ)はおさがりでもよいという人が多かったのです。

生地の厚さも関係があるのでしょうか?

おさがりにしても、様々な考え方があって面白いですね。

この記事を書いた人

関口真美
関口真美代表
世界×教育=せかいく代表。
元幼稚園の先生で、元インターナショナルスクールの先生。 幼児教育者歴16年以上。
これまで約2,000組の子ども達、保護者と関わってきた経験を持つ。

その中で、子どもの育て方に加え、これから来る予測出来ない時代に向けてどうすれば良いのか分からず、溢れる情報に振り回され、迷い、疲れてしまうご両親の相談に多数のってきたことから、

「よりお子様の特性・ご両親の想いに沿った、且つ、これからの社会を見据えた教育を提供したい」

と思い、
・我が子を”世界人”にするフルオーダーメイド教育コンサル(ペアレントトレーニング)
・旅を通してグローバルを学ぶ実践型グローバル教育(旅行同行)
・国際マナー講師
・セミナー、講演
を行っている。
※世界人=地球上どこでも堂々と活躍出来る人

『子どもが将来、地球上どこでも堂々と活躍出来るように、
まず、人間の土台となる幼少期をしっかり固める。』がモットー。

Category 専門家コラム 2015.11.13

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