先日、懇意にさせていただいている方々とお話をする機会がありました。
その中で、これからの日本のあり方・教育のあり方などの私にとってもとても勉強になる話題になったのですが・・・
そこで話題にのぼったのが、今の日本人に足りない『3つのリテラシー』の話。
今日はこのリテラシーについてご紹介します。
目次
まずは、リテラシーとはどのような意味なのか?というところからご紹介していきたいと思います。
リテラシーとは、英語のliteracyからきています。
「読み書きができる、教養のある」という意味から転じて、「情報や知識の活用能力」という意味でよく使われています。
元々はラテン語で「字識のある」という意味の言葉です。
その意味から、「読み書きができる」、「教養のある」、「知識がある」などの意味になりました。
知識を持ち合わせていることから、「知識があり活用できる能力」というように使われるようになったのです。
例えば、「ネットリテラシーが必要だ」という使い方であれば、「ネットの活用能力が必要だ」という意味になります。
これは言わずもがな、みんなが知っていることですよね。
日本の外国語の教育も少しづつ変わっていくことと思います。
これは本当に足りないと思います。
日本では小学校で『お金』に関する授業はほとんど行われていません。
しかし、海外、特に欧米の国では『お金』に関する授業を子どもの頃から学ぶことは当たり前といっても過言ではありません。
日本では、「大人になってもお金や投資、経済に関することには疎い」という方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
(残念ながら私もそうなのですが・・・)
また、お金をたくさん持つことを卑しいと感じている人も少なからずいるのではと思います。
けれど海外では違います。きちんとお金に関する知識を持つことで、どのようにお金を運用・活用していくのかを学ぶことが出来ます。
それは、将来の自分の人生設計にとても大きな役割を持つのです。
「日本でも、最近はITに詳しい人が多いのではないの?」
と感じられた方もいるかと思いますが、どうやらITに関しても、世界に比べると遅れているようです。
先日、ある記事で、「新入社員のほとんどはPCを使えないため、PCの基本的な研修から行わなくてはいけない」という内容のものを読みました。
それによると、ExcelやWordを使いこなせない人が多いとのことでした。
これは、大学などの授業では少し触る程度であったり、スマホの普及によってPCを使わなくなっている人が増えていたりという現状があるようです。
また、日本ではプログラミングまで出来る人は限られてくるようです。
しかし、海外ではなんと「幼稚園の頃からPCのプログラミングを学んでいます」という人が多いのだとか!
幼稚園の頃の課外教室というと、水泳や体操教室、ピアノなどが多いかと思いますが、プログラミングの教室に通うとは・・・
これがまだまだ主流ではない日本が、”ITリテラシーがない”といわれるのも納得できます。
いかがでしたか?
その2とその3に関しては、”本当に足りない部分だよなぁ(私も含め)”と思っています。
日本でももっと積極的に教育として取り入れて欲しい部分でもあります。
しかし、学校教育としてではなくとも、親御さんの意識次第で身に付くことでもあると思います。
”絶対にこれを身に付けさせなさい”というわけでは決してありませんが、”あぁ、こういうところを身に付けていくといいのだな”と頭の片隅に置いておくだけでも、子どもたちの将来に繋がる選択肢が増えるかと思います。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。