さて、今日は「インターナショナルスクールってそもそもなんなの?アメリカンスクールとはどう違うの?」
という質問をいただきましたので、お答えしたいと思います。
目次
その名の通り、国際的な学校になります。
日本人だけではなく、様々な国籍の子どもたちが在籍します。
多くは英語がその学校の公用語になっており、特定の国に囚われずに様々な国の文化などを学びます。
とは言ってもインターナショナルスクールは英語で授業を行う場所がほとんど(日本語の時間を設けているところもあるが)ですので、おおざっぱにいうと「英語を使う学校」だと認識することが出来ます。
「英語を使う学校」といえば、アメリカンスクールや、カナディアンスクール、ブリティッシュスクールなども英語を使いますよね?
でも、これらの学校は「インターナショナルスクール」とは言っていません。
これはなぜなのでしょう?
それは・・・
『その国のカリキュラムを使った、いわばその国の学校だから』
です。
海外に行くと、日本人のための「日本人学校」というものがありますよね?
そこでは海外在住の日本人のために、”日本語で行う日本の授業”があります。
カリキュラムは日本のものに基づいていたり、習う歴史は日本の歴史だったり・・・という形になっているかと思いますが、アメリカンやカナディアンなどもまさにそのような感じです。
英語で授業をすることは同じですが、文化的な習慣や習う歴史はアメリカンだったらアメリカ、カナディアンだったらカナダ、ブリティシュだったらイギリス・・・という形になっています。(そうは言っても日本にありますので、日本についてのことも多少学ぶのかもしれません。)
つまり、日本のことはほぼ学ばないということです。
これら以外にも、日本にはたくさんの外国の学校があります。
英語を話せるようにしたい!という思いだけで学校を選んでしまうのは要注意!
英語は話せるようになっても、”日本のことについては何もわからない”という日本人に育ってしまう可能性もあります。
しっかりと、どんな人に育ってほしいのか?を考えて選ぶようにしてくださいね。
Category インターナショナルスクールの選び方 . 世界の文化 . 専門家コラム 2015.06.13