発熱時も入浴していいの?

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『熱があるときはお風呂に入らない方がいいよ』

と言われてきた方も多いかと思いますが、「先日、小児科に行ったら『これくらいだったら入ってもいいですよ』と言われたんです!本当に大丈夫なのでしょうか?」という、保護者からの心配のお声をいただきました。今日は熱がある時のお風呂について検証します!

☆熱が高い(38℃以上)場合…
この場合はお風呂にはいれない方がいいでしょう。
なぜなら体力が消耗されてしまうからです。
お風呂にいれず、様子をみましょう。

☆熱が38℃未満の場合…
お子さんが悪寒や倦怠感がなく、元気なようであればお風呂に入れても大丈夫です。お風呂に入ることで喉が潤い、鼻づまりが解消されます。また、皮膚の清潔を保ちますので細菌に対する抵抗力ができ、お風呂の水が体内の熱を逃がしてくれるというメリットもあります。

☆熱が38℃未満でも、嘔吐や下痢、悪寒などの症状がある場合…
この場合はお風呂に入れない方がいいでしょう。
体力がありませんので、余計に具合が悪くなってしまいます。また、水分補給がうまく出来ない場合には、脱水症状になる恐れもあります。

いかがでしたか?
昔はお風呂といえば銭湯であったり、屋外に風呂場があったりしたために、“熱があるときは入ってはいけない”
(湯冷めをするなどのデメリットがあったため)とされてきましたが、今のお風呂状況なら、お子さんの元気度にあわせて入浴することが可能です。

もし入浴する場合には、脱衣所も暖めたり、髪をドライヤーで完全に乾かしたりと、湯冷めをしないように気を付けましょう。また、水分補給も忘れずに行って下さいね!

発熱時は絶対にお風呂はだめ!ということはなくなってきた現代。お子さんの体調にあわせて、入浴するかしないか、判断してくださいね(*^^*)

この記事を書いた人

関口真美
関口真美代表
世界×教育=せかいく代表。
元幼稚園の先生で、元インターナショナルスクールの先生。 幼児教育者歴16年以上。
これまで約2,000組の子ども達、保護者と関わってきた経験を持つ。

その中で、子どもの育て方に加え、これから来る予測出来ない時代に向けてどうすれば良いのか分からず、溢れる情報に振り回され、迷い、疲れてしまうご両親の相談に多数のってきたことから、

「よりお子様の特性・ご両親の想いに沿った、且つ、これからの社会を見据えた教育を提供したい」

と思い、
・我が子を”世界人”にするフルオーダーメイド教育コンサル(ペアレントトレーニング)
・旅を通してグローバルを学ぶ実践型グローバル教育(旅行同行)
・国際マナー講師
・セミナー、講演
を行っている。
※世界人=地球上どこでも堂々と活躍出来る人

『子どもが将来、地球上どこでも堂々と活躍出来るように、
まず、人間の土台となる幼少期をしっかり固める。』がモットー。

Category 専門家コラム 2015.04.15

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