さて、今日はいよいよお風呂を嫌がる子にどのように接すると良いのか?についてです。
まず何より大切なのが…子どもの気持ちを組むことです!
例えば、こんなやりとり。
「お風呂に入るよー。」
『やだ!』
「どうして?」
『もっと遊びたいの!』
「そっか~。でもお風呂に入るととても気持ちいいよ~○○ちゃんの体もきれいになって、喜ぶと思うけどな~。お風呂はこんなに大切なんだよ(理由を話す)どうする?」
などと、子どもの気持ちを引き出して、しっかり受け止めてあげることが大切なのです。
子どもが理由を言ったときには、どんな小さなことでもきちんと受け止めてあげましょう。
なぜ嫌なのか?いつなら良いのか?など、子どもの気持ちも聞きながら、お風呂の大切さも伝え、『どうする?』などと問いかけてみましょう。
すると、子どもは子どもなりにきちんと考えてくれるものです。
これは自我が芽生え、自己主張の激しい2歳のイヤイヤ期にも、お風呂が怖い場合にも、同じように子どもと一緒に考えるようにすると良いと思います。
これを繰り返していくと、子どもは“親は自分のことをわかってくれている!”という安心感に繋がりますので、より良い親子関係が築けると思います。
子どもといえども1人の人間です。
気持ちを無視するのではなく、しっかり受け止めて話し合いましょう。
また、さらにお風呂を楽しくするには、ゲーム感覚を持つことです。
こんな言い方は変かもしれませんが、子どもを攻略出来るように頑張りましょう。
子どもは楽しいことが大好きです!
シャンプーで色んな髪型にしたり、洗いっこゲームをしたりなど、様々な作戦を立ててのぞみましょう。
それでもどうしてもどうしてもダメなときには、1日くらい、お風呂をお休みにしてもいいと思います。
浴槽は深く、怖いイメージがある子にはシャワーだけでも十分ですし、アメリカなどではお風呂(シャワー)は肌が乾燥するので毎日ではなく、2日に1度くらいにしなさい!と指導されているそうです。
こちらが意地になってしまうと、子どももますます意地になってしまい、お互いにお風呂の時間が憂鬱になってしまいます。
そうならないためにも、きちんと話し合いをして、ゲーム感覚でお風呂の時間を楽しみましょう!
次回はそんなお風呂がより楽しみになるような絵本をご紹介します。
Category 専門家コラム 2015.02.11