先日ライスミルク・便秘に関する記事を書いてから、牛乳についての質問があり、私もなんとなくは知っていたものの、気になったので調べてみました。
※私は乳製品好きなので、牛乳を否定する気はまったくありません。
このような見方もあるという1つの考えとして捉えていただけると助かります。
ここ最近の研究で、牛乳はあまり躍起になって飲まなくても良いことがわかっているそうです。
乳幼児期のお子さんをもつ親御さんは、骨を丈夫にしたり、体を大きくさせようとしたりするために、“牛乳を飲ませなきゃ!”と思うことが多いようです。
しかし、中には牛乳や乳製品が原因で、便秘になったり、季節を問わず咳や熱を出すなど体が弱くなったり、キレやすくなったり、癇癪を起こしたり…などというお子さんもいるそうです。
※もちろん、いくつかの要因も重なっているとは思いますが…
これは、牛の乳という異種タンパク質が抗体になってしまい、腸の動きを悪くしてイライラを誘発させることが原因なんだとか。
そして、怖いことにこれらは血液検査では反応がでないそうです。
また、日本人は乳製品を消化出来ない乳糖不耐性の割合が約85%にものぼるそうです。このようなことも、原因の1つなのかもしれませんね。
カルシウムを多くとるにはむしろ、ブロッコリーや緑黄色野菜、魚、豆類やごま、ひじきなどを食べるようにすると良いとのこと。
現代は食の欧米化に伴い、クリームシチューやグラタン、チーズやアイスクリームなど、乳製品に溢れ、過剰摂取が起きているそうです。
今一度、日本人の体に一番合う、“和食”を見直すことが必要なのかもしれませんね。
そうはいっても、私も乳製品が大好き!
ヨーグルトやアイスクリームなどはバクバク食べています。
なんでも取りすぎはよくないということですね。
特に乳幼児期は、ある特定の物を取りすぎると栄養バランスが崩れますので、牛乳なら良いだろう!とガブガブ飲ませすぎないように気を付けて下さいね。
どんなことでも、テレビや雑誌の情報だけをうのみにして信じてしまうのではなく、自分なりに調べ、違う始点からも考えて、自分で判断しながら生活していくことが大事なのだなと感じたテーマになりました。
Category 食育 2015.01.29