大晦日andお正月ならではの世界のご馳走。

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今日は大晦日。2014年もあっという間に過ぎていった印象です。けれど、大きな決意をした年になり、明日からの2015年は望む未来に向かって精進していく年になるだろうと思うとワクワクする自分もいます。

さて、そんな2014年最後の記事は『世界のお正月ならではの食べ物について』です。

日本では大晦日に年越しそばを食べ、お正月はおせち料理を食べますよね。

では海外の国では何か特別なものを食べているのかというと・・・

国や地域によって、お正月ならではの食べ物があるようです。今日はその一部をご紹介。

まずは中国から。中国では正月(春節:旧正月)に日本でもなじみ深い「水餃子」を家族みんなで作って食べます。餃子

続いてベトナム。ベトナムでは正月(テト)に「バインチュン(南部ではバインテトと呼ぶ)」というちまきを食べます。ベトナム

カンボジアでは「オンソーム」というちまきを食べます。ちなみにプチュンベンというカンボジアのお盆にもちまきを食べますし、カンボジアの華僑は中国正月に合わせてこのオンソームを食べるそうです。オンソーム

インドのヒンドゥー教徒にとっては10月~11月がお正月にあたり、10月後半~11月前半に”ディワリ”という新年のお祭りが行われます。インドの甘いお菓子やナッツ類などを贈ったりもらったりし、地域によっては新年に「ビリヤニ」を食べる地域や、「キリバット」というココナツミルクで炊いたご飯やマトンなどの肉を食べるそうです。これがビリヤニ↓

ビリヤニ

こちらはキリバット→Kiribath
最近では東南アジアなど1月1日以外に新年があるような国でも1月1日やそれ以前に忘年会のような形でヤギやウシを潰してバーベキューなどをおこなうところも増えてきたそうです。

さて、ところ変わってヨーロッパ。イタリアの年越しそば的存在なのが、豚足にさまざまな部位を詰めるソーセージ「ザンポーネ」。ザンポーネには「レンキエッテ」(レンズ豆)の煮込みを添えるのが定番なようで、レンズ豆は形がお金に似ているため、大晦日に食べるとお金持ちになれるといわれているのだとか。これがザンポーネにレンキエッテを添えたもの。↓

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続いてはオランダ。オランダの年越しにかかせないのが揚げドーナツ「オリボルン」。ころっとした丸い形がかわいらしいドーナツで、オランダでは大晦日にオリボルンをつまみながら年を越すのが恒例となっているようです。オリボルン↓

oribo

最後はスペイン。スペインでは各地の広場に人々が集まり、12時の鐘の音にあわせてブドウを一粒ずつ食べるというユニークな習慣があるようです。食べるブドウは12粒。ブドウはあらかじめ皮をむいておきます。ただ、実際には鐘の音も結構早く、慣れない人にとっては12粒しっかり食べきるのはかなり難しいようです。マドリッドの広場、プエルタ・デル・ソルの様子はテレビで放映されるので、旅行中にホテルで楽しむのも可能。実はこの年越しブドウ、メキシコでもおこなわれている習慣だそうです。

う~ん面白い!自分で記事を書きながらすぐにでもその国に行きたくなっていましました笑

ここでご紹介したのはごく一部ですが、他の国にも面白い食べ物や習慣がたくさんあります。ぜひ現地に行って肌で感じて、試してみたいものですね!

2014年もたくさんの方にお世話になりました。本当にありがとうございました。日本だけではなく、世界にも意識を広げながら、みなさまどうぞよいお年をお迎えください。ありがとうございました!

※ちなみに・・・年越しそばは”年を越す前”に食べないと縁起が悪くなりますので、その点注意して食べてくださいね(*^_^*)

 

この記事を書いた人

関口真美
関口真美代表
世界×教育=せかいく代表。
元幼稚園の先生で、元インターナショナルスクールの先生。 幼児教育者歴16年以上。
これまで約2,000組の子ども達、保護者と関わってきた経験を持つ。

その中で、子どもの育て方に加え、これから来る予測出来ない時代に向けてどうすれば良いのか分からず、溢れる情報に振り回され、迷い、疲れてしまうご両親の相談に多数のってきたことから、

「よりお子様の特性・ご両親の想いに沿った、且つ、これからの社会を見据えた教育を提供したい」

と思い、
・我が子を”世界人”にするフルオーダーメイド教育コンサル(ペアレントトレーニング)
・旅を通してグローバルを学ぶ実践型グローバル教育(旅行同行)
・国際マナー講師
・セミナー、講演
を行っている。
※世界人=地球上どこでも堂々と活躍出来る人

『子どもが将来、地球上どこでも堂々と活躍出来るように、
まず、人間の土台となる幼少期をしっかり固める。』がモットー。

Category 専門家コラム 2014.12.31

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