おはようございます。
世界を舞台にココロが震える本物体験を提供し、『あなたと世界をつなげる専門家』、教育ドクターのMasamiです。
あなたは子育てに関するお悩みはどんな人が持っていると思いますか?
「当然母親である”お母さん”の方が多いでしょ!」
と思っているそこのあなた。
いえいえ、とんでもない。
実はお父さんも子育てに関して悩んでいるのです。
父親は一家の大黒柱というイメージがあるもの。
特に昔ながらの「男は外へ出て仕事、女は家を守り子育てをする」という考えをもっている父親に育てられると、この考えを持つ人が多いです。
(この考え方が悪いのではありませんのであしからず。)
すると、どうしても子ども、特に息子に厳しく接っしてしまいがちになります。
その中には、もちろん愛情がたっぷり。
・しっかりした人になるように
・社会に出ても困らないように
・力強く、粘り強くなりますように・・・
など、父親ならではの目線で、息子への愛がたっぷりつまっています。
けれど・・・
それが今の子どもに伝わっているかどうかと聞かれたら?
実は、あなたが思っている以上に、子どもには伝わっていないものなのです。
そして、子どもとの関係が上手くいかずに悩んでしまう・・・
自分自身も、父親から同じように育てられてきたため、厳しくすることしか、子どもへの接し方・愛情の示し方が分からずにいます。
今回、「どうしても子どもに感情的に怒ってしまう」というお悩みを持ち、コンサルティングにいらしてくださった方も、まさに同じことでした。
コンサルティングを受けていく中で、
「自分は嫌だったはずなのに、父親からやられてきたことを息子にそのままやっている」
ということに気づいたのです。
また、「言わなくても子どもに愛情は伝わっていると思っていた」ということも分かりました。
日本人は欧米人のようにスキンシップはそんなに多く取りませんよね。
恥ずかしさもあるし、”言わなくてもわかるだろう”という阿吽の呼吸という文化もありますから。
ですが、こと子どもにおいては、『愛情の見える化』が必要不可欠です。
私はずっと、妹の方が愛されていると思ってきました。
なぜなら、両親は妹にお金の援助をしていたから。
実際はそんなことないのですが、”お金”という見えるものがあったから、私は妹ばかり・・・と勘違いしてきたのです。
大人であれば、”言わなくてもわかるだろう”が通じるかもしれません。
けれど、子どもにそれは通じません。
極端に言えば、すぐ目の前で欧米の親が子どもにキスやハグをして、「頑張ったな~!お前が一番かっこよかったぞ~!」とすっごい褒めているのに、自分にもしてくれるかな?と期待を込めて親を見たのに自分の親がそれをしてくれなかったら・・・あなたはどう思いますか?
相談に来てくれたお父様は、その方とお子さん、ご家庭に沿った『愛情の見える化』を一緒につくりだすことが出来ました。
ぜひ家庭内でもしっかりと『愛情の見える化』をしてくださいね!
子ども&あなたの可能性は無限大!
※自分の家庭にはどんな『愛情の見える化』が必要なのか分からない・・・
そんな時には一緒に”愛情の見える化”をしていきましょう!→教育ドクター
Category 世界の文化 . 専門家コラム . 親と子のコミュニケーション 2017.10.04