おはようございます。
乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
昨日は「日本人はロジカルシンキングが苦手」だということをお伝えしました。
過去記事:「グローバルで自分らしく輝くための○○が日本人は苦手!○○を鍛えるのには・・・」
では、グローバルで自分らしく輝くためにも必要なロジカルシンキングとは、どんな風に鍛えればいいのでしょうか?
目次
子どもが何か行動に移した時(いけないことをした時やこれをやりたいと言った時など)、子どもに
「なぜ○○したの?」
「どうして○○したいの?」
など、5W1H(いつ(When)、どこで(Where)、 だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How))を聞くことを日常生活の中で心掛けてみてください。
これ、以外とできているようで出来ていないことが多いのです。
なぜなら、子どもの答えを待てない親が多いから。
子どもはこちらが尋ねても、ちっとも答えてくれない時があります。
そんな時、「○○だったのよね?そうでしょう?」と親なりの解釈をしてしまうのはよくありません。
これについては、みなさんももうご存知ですよね?
答えられなかったら、られなかったでいいのです。
「考え中かな?じゃあまたあとで聞くね」と伝えてもいいですし、時間がたって子どもが忘れているようなら、次に機会にまた5W1Hで聞けばいいのです。
これを繰り返していくと、子どもは自然に『しっかりと自分の考えをまとめて話す癖』がつきます。
これが、ロジカルシンキングに繋がるのです。
ロジカルを鍛える遊びやおもちゃといえば、なんといっても自分で想像・創造することのできるものがBEST!
例えば、積み木やブロックや廃材を使っての工作。
これは、既製品のすでに出来上がっているおもちゃとは違い、自分で考えを膨らませながら遊ぶことができます。
同じ形や素材でも、その時々でイメージが変化して遊びが広がっていくのも特徴の1つ。
事実、
「今まで積み木でおままごとを楽しんでいた子どもたちのために、立派なおままごとセットを教室においたら、ほとんどの子がおままごとに取り組まなくなってしまった。その代り、外での木の枝や葉っぱを使ったおままごとが盛んになった」
という研究結果があります。
既に出来上がっているものは、リンゴはリンゴなので、いかに子どもであっても、イメージの膨らませようがないのですね。
また、自分で考えることのできるものは、同時に自分たちで創り出すことができるものでもあります。
積み上げたり、何かをくっつけたりなど、手先の器用さだけではなく、”どうやったらここがつながるようになるか?”などの好奇心や探求心、空間認知能力や図形に対する興味・知識も自然に培っていくことができるので、ロジカルシンキングを養うためには、まさにうってつけの遊びなのです。
いかがでしたか?
どちらも日常でちょっと意識をするだけで簡単にできてしまうもの。
もちろん、これらを行うことで、子どもだけではなく、大人のロジカルも鍛えることができます!
ぜひご家族で意識してやってみてくださいね。
子どもの可能性は無限大!
Category 専門家コラム . 発達 . 真のグローバル人の育て方 . 絵本・書籍紹介 2017.02.02