皆さんは朝ごはんをきちんと食べていますか?
忙しくて時間がない!と食べずにいる方も多いのではないでしょうか。
実は、子どもが朝食を取らずに保育園や学校に行くケースが多く、問題になっています。
1歳~3歳までの乳幼児でも、なんと約1割の子が、朝食を毎日取らない・まったく取らないということがわかっています。
これは大問題です!
そもそも人はなぜ朝食をとるのか?
今日はその理由にせまります。
☆朝食を取る理由
その1。脳を活発に働かせるため。
脳は寝ている間にもエネルギーを消費しています。朝食を取らないと、脳がエネルギー不足になってしまうのです。
その2。体温を上げるため。
夜、寝ている間は睡眠により体温が下がっています。
下がった体温を上げるためには朝食が不可欠。
朝食で体温を上げると、脳も体も活発に動くのです。
その3。朝の排便の習慣をつけるため。
体調や生活リズムを整えるためには朝の排便の習慣をつけることが大切だと言われています。
そのためにはある程度の食事のかさと食物繊維、水分で腸に刺激を与えることが必要です。
その4。大切な栄養源。
乳幼児は一回の食事で十分な量の栄養を取れません。
朝食を抜いてしまうと、子どもが栄養をとれる機会は昼・夜とおやつになってしまいます。
それでは成長に必要な栄養素が不足してしまうのです。
朝食は、なんと1日にとるべき栄養源の25%~30%もの割合を占めています。
昔の1日2食の食生活でも、必ず朝食は取っていたことを考えると、昔からいかに“朝ごはん”が大切だったかを知ることができます。
では、朝食を取らないとどうなってしまうのでしょう?
それはまた次回、お伝えします!
Category 食育 2015.02.19