さて今日からはお風呂に関するシリーズです!さむ~い季節、お風呂に入ってゆっくり温まりたいもの・・・でも、子どもたちの中にはお風呂嫌いの子もいるもので・・・
『お風呂嫌いでなかなか入ってくれないんです!』『無理矢理入れたらすっごい泣き喚かれてしまって…』
などなど、お風呂の悩みをよく耳にします。
体を清潔に保つためにも、親としては絶対に入らせたいお風呂。
そんなお風呂ですが、実は子どもの約6割はお風呂嫌いだそうです!
今回はそんなお風呂事情についてお話していきたいと思います。
そもそもなぜお風呂に入るのか?
それは、いくつかの役割がお風呂にはあるからです。
①その日の汗や汚れを洗い流す。
子どもの運動量は大人の比ではなく、新陳代謝も活発なため、1日に、冬でも結構な汗をかきます。
その日の汗や汚れを洗い流すことであせもを防ぎ、体を清潔に保ちます。
②心地よい睡眠に入るための準備
お風呂に入ることで体が温まると、血液の流れが良好になります。すると、深い呼吸がしやすくなり、安心して睡眠に入る状態が作れます。
③体の認識
声をかけながら体を洗うことで、自分の体の部位を覚えます。
腕や肩、頭など、『○○をゴシゴシしようね~』などと声をかけながら一緒に洗って下さいね。
④自分で体を洗う習慣を身に付ける
親に体を洗ってもらうのを体験したり、見たりすることで、洗い方を覚えます。
将来自分で洗うことになりますので、大切なことですね。
⑤コミュニケーションの場
はだか同士の付き合いではないですが、お風呂独特の心地よいコミュニケーションってありますよね。
本音を話しやすい環境でもあると思いますので、お風呂は親子の大切なコミュニケーションツールです。
以上がお風呂の役割です。
次回はなぜお風呂を嫌がるのか?についてです。
Category 専門家コラム 2015.02.09