「鬼は~外!福は~内!」・・・一日遅れてしまいましたが、昨日は節分でしたね。みなさんは豆まきはしましたか?私は・・・できませんでした笑
お子さんがいる家庭でも、最近は「おには~そと!ふくは~うち!」という元気な声が聞こえなくなってきましたね。私の周りでも”やったことない。恵方巻きも食べない。”という方がいてびっくりしてしまいました。私は幼稚園や保育園でガッツリやってきたので、やるのが普通だと思っていたのです・・・そもそも関西が期限ということですから、関東では行わない家もあるのかもしれませんね。けれど、せっかくの日本の行事!個人的にはぜひやっていただけると嬉しく思います。
では、なぜ節分をやるのか?その理由は・・・
ずばり、”季節の変わり目”だから!
そもそも1000年以上前に起源を持つ本来の節分は、立春・立夏・立秋・立冬の前日のことで、年に4回ありました。その中でも、季節が冬から春に変わる立春は特に大切とされてきました。なぜなら昔は冬が終わって春が来る日が新しい一年のはじまりと考えていたからです。つまり、お正月とみなされていたのですね。そのため、2月の最初の節分の日はいわば大晦日にあたります。(次の日が立春で元旦だから)
その時に、鬼を退治するといわれる豆をまいたのです。昔は病気などはすべて鬼のしわざだと考えられていました。そこで、一年の終わりに悪い鬼がこないように豆をまいて追い払い、数え年の数だけ豆を食べて体内にいれることで、無病息災を願い、悪いものを追い出して新しい一年に良いものを入れましょうという習慣が現在にも残っているのです。
鬼は何も病気だけではありません。「泣き虫鬼」や「おこりんぼ鬼」など、子どもたちの中にも鬼が潜んでいる可能性が!元気よく「おには~そと!」ということで、子どもたちの中にいる鬼を退治することが出来ます。(この方法は以外と子どもたちに効き目があるのです♡)
来年の節分には子どもたちはもちろん、親御さんの中にいる『心の鬼(思い・直したい部分)』も一緒に「おには~そと!」と追い出してみてください。きっと素敵な春が迎えられますよ(*^_^*)
Category 世界の文化 2015.02.04