おはようございます。
世界×教育で教育迷子から脱出し、真の才能を発掘し伸ばす!
貴方と子どものHappy Lifeをプロデュースする、教育迷子のコンサルタント、Masamiです。
「これから来るグローバル化に対応出来るように英語を!」
「国際社会で活躍するにはやっぱり英語が完璧でなくちゃ!」
「英語が出来るようにならないと、これからは生き残れない!」
お子様の教育において、
”どのように英語を身に付けさせるか”
ということは多くの親御様にとって悩ましい部分。
英語は世界共通言語になっていますので、出来ないよりは出来た方が良いことは確かです。
しかし!
グローバル・国際社会で活躍する上で必須なのは、共通「言語」ではなく、「マナー(礼儀)」なのです。
目次
「お子様を世界で活躍出来る人に!」
というと、世界で活躍=海外へ出て行くこと、というイメージを持たれるかと思います。
もちろん地球上の様々な国へ行って活躍することも国際化社会なのですが、実はこれからは日本国内にいても国際化社会になるのです。
簡単に言うと、今よりもっともっと色々な国の人が日本で生活する世の中になる、ということ。
一クラスの中にアメリカ人がいて、フランス人がいて、ブラジル人がいて、チリ人がいて、カメルーン人がいて、タイ人がいて、ロシア人がいて・・・など、まさに「小さな世界」がそこかしこに出来るようになる可能性が高いのです。
そんな時、前述したように世界共通言語である「英語」が出来たらコミュニケーションがとりやすいかもしれません。
けれど、「言語」が出来ればそれで十分なのでしょうか?
貴方が、
お子様と、
ご主人と、
ご友人と、
コミュニケーションを取る上で心がけていることは何でしょうか。
言語を話せれば良好な関係が築ける、コミュニケーションが取れるのであれば、
この世に苦手な方、自分とは合わないな、と感じる方はいませんよね。
貴方が相手と良好な関係を築こうとする時、意識せずとも必ず行っていることがあります。
それが、『相手に不快な思いをさせない=失礼に当る行為をしない』ということです。
実はこれが、マナーの根本。
「相手に不快な思いをさせない=失礼に当る行為をしない」ということが出来ないと、どんなに言語が堪能でも、良好なコミュニケーションを取ることは出来ないのです。
日本に来た外国の方で例にとってみると、
・日本語が堪能だけれど、無礼な態度で接する人
・日本語は覚束ないけれど、丁寧な態度で接する人
だったら、どちらと仲良くなりたいと思うでしょうか。
私は断然後者です。
きちんとマナー(礼儀)を知っている人の方が、言語が堪能な人よりも相手と深いコミュニケーションを取ることが出来、世界で活躍出来る人であるのは間違いありません。
「きちんとマナーを知っている人が良い、というのは分かった。
それなら私は大丈夫!しっかりマナーを知っている!
子どもにだってきちんと伝えられる!」
と思われたかもしれませんが、実は、
”これまで常識だと思っていたことが世界では非常識である”
ということは結構あります。
”日本では相手に不快を与えない行為であり、丁寧な行為であるにも関わらず、それが海外では失礼に当る行為だった!”
ということが往々にしてあるのです。
そして、日本では普通にやっていることも、
「え!?これが失礼なの!?」
ということがあります。
例えば・・・
・タクシーを日本のように呼ぶ(手の平をドライバーに向けて呼ぶ)
・13歳未満の子を一人にしておく(留守番なども)
・冗談で人の頭を叩く
など。
これらをやってしまうと、激怒されたり、最悪逮捕される恐れもあります。
逆に、日本ではやらなくても大したことない、と思われていることをやらないと失礼に当ることがあります。
例えば、レストランへ入った時と出る時の挨拶。
これは日本ではやらなくても気にする人はそれほど多くないかと思いますが、海外ではとても失礼に当たります。
身近で分かりやすいところだと、「服装」でしょうか。
パーティーではドレスコードがありますし、レストランなどでも設けているところがあります。
冠婚葬祭もそうですよね。
いわゆるTPOです。
場所が違えが服装が違うように、国が違えばマナーも違うのです。
そしてそれをきちんと学び、当たり前に出来ることが国際社会でスマートに活躍出来る、ということに繋がるのです。
「郷に入っては郷に従え」ですね。
繰り返しになりますが、私は言語を学ぶことを否定しているわけではありません。
出来ないよりは出来た方が良いのは間違いないです。
が、私は共通「言語」ではなく、このような「マナー」をきちんと知っている人の方が強いと考えていますし、実感もしています。
前述の例でもお伝えしたように、
・日本語が堪能だけれど、無礼な態度で接する人
・日本語は覚束ないけれど、丁寧な態度で接する人
では後者の方が断然一緒にいて気持ちが良いですし、ビジネスをする上でも一緒にやりたいのは後者の方です。
今後の社会の流れを見ても、言語はAIが全て担ってくれる時代になるのは間違いないです。
今、英語をお子様の教育優先順位上位にして一生懸命学ばせても、お子様が大人になる20年後にはAIが完璧な
「ほんやくコンニャク」
(ドラえもんの秘密道具。これを食べれば、日本語が外国語に、外国語が日本語に聞こえる。また本来食べる事の出来ないロボットにも、対象の上に乗せれば自動的に翻訳してくれる。会話だけでなく、外国語で書かれた文章を読む事も可能。byドラえもん秘密道具データベース)
が完成している可能性は非常に高い。
AIに負けないような教育を!と考えていても、これでは本末転倒ですよね。
ではAIに負けない、AIでは担いきれない部分とは何か、というと、それが
『人間力』
なのです。
人間力とは非認知能力であり、非認知能力とは
・コミュニケーション力
・目標に向かって頑張る諦めないココロ
・自立心
・自律心
・相手の立場に立って考えられること
など、いわば「魅力的なココロを育てる」ということ。
この中には当然マナーが入ってきます。
マナーがしっかり身に付いている人は、洗練されていてかっこいい、魅力的な人なのです。
そうは言っても、幼児教育で世界のマナーを学ぶにはちょっとハードルが高い・・・と感じることもあると思います。
世界中にある全ての国のマナーを全て学ぶのは当然無理なことですが、実はマナーにも
「世界共通マナー」
があります。
※せかいくではそれを『ごっこ遊び』のように楽しく自然に身に付けられるプログラムを展開します。
その最たるものは、
『挨拶』
です。
日本では挨拶をする場面、機会がだんだん少なくなってきているように感じます。
日本にいる外国の方が、ご近所さんに挨拶をすると不審な目で見られる・・・という悲しい現状もあよるようで、これでは到底国際社会で活躍!なんて無理ですよね。
挨拶がしっかり出来ることは、国際社会では必要不可欠な最低限のマナー。
海外へ行っていきなり実践!だと照れもあり、なかなか上手くいかないことが多くなりますので、日本で挨拶の習慣をしっかり身に付けておくのがBEST。
そのためには、貴方が日頃からしっかりと挨拶をすることが重要です。
なぜなら、子どもにとって「大人の見本」は常に親だから。
たかが挨拶、と思うかもしれませんが、これも立派な国際教育の一環です。
今からでも、もちろん遅くはありません。
グローバル・国際社会で活躍し、これからの社会を生き抜く力を持った人に育てる教育は、挨拶からはじめてみましょう!
子ども&貴方の可能性は無限大!
Category マナー . 世界の文化 . 専門家コラム . 真のグローバル人の育て方 2018.11.09