おはようございます。
世界を舞台にココロが震える本物体験を提供し、『子どもの真の才能を発掘する』、才能発掘ハンターMasamiです。
突然ですが、私は漫画が大好きです。
先日は逢坂みえこ氏の『プロチチ』という漫画を読みました。
(プロチチは4巻で完結!ぜひ読んでみてくださいね♪)
今日はこの漫画より、子どもを知るために親がやらねばならないことをお伝えします。
目次
プロチチとは、”プロの父親”の略。
主人公は大人になり、父親になって初めて自分は「アスペルガー症候群」だということに気付いた、徳田直(とくだなお)。
昔からこだわりが強く、人付き合いが苦手だった直は就職しても上手くいかず、家庭に入り、生まれたばかりの息子、太郎の子育てをすることに専念します。
(主な収入は育児休暇明けに職場復帰を果たした編集者の妻、徳田花歩(とくだかほ。とにかく明るく元気)が担います。)
初めは世の中の男性は皆仕事をしているのに自分だけ仕事をせずにいることに負い目を感じる直ですが、ご近所さんの
「あなたはプロの父親なのね」
という言葉に自信をもち、堂々と子育てに向き合っていくという物語です。
面白いのが、直のアスペルガー症候群としての特徴が、独身だったときよりも家庭を持ち、父親になった時の方が、結果的に周囲に良い影響を及ぼすようになったという点。
もちろん理解のある人たちに囲まれているからということもありますが、嘘のつけない直の率直な意見ややり取りが、私達に大切なことを気付かせてくれます。
初めは専業主夫だった直ですが、プロの父親としてだんだんと自信を持ったことにより、近所の本屋さんでアルバイトを始めます。
そこで、同僚の店員が子どもたちのために”絵本読み聞かせ会”を開きます。
するとその中には親から放任されているのではないか、と疑われる子がいました。
絵本読み聞かせ会を企画した店員は虐待のことについて知ろうと、関連する本を読もうとします。
その同僚に直は、自分が読んでみたおすすめ本を薦めますが、同僚からは
「こんな本を読んだからって自分にはなにも出来ない。所詮自分は他人だから。」
という返事。けれど、やはり気になる同僚は直に質問します。
「徳田さんはなぜこんな本を読んでいるのですか?
徳田さんは虐待なんかしない人だし、こんな本読む必要なんかないですよね」
と。
その質問に対する直の答えは、
『虐待なんかしないようにこんな本を読む必要があるんだ。
何が虐待か知っておかないと、自分が虐待してても気付かないだろう?』
これを聞いて目からうろこが出た同僚は、自分に出来ることは
だと考え、実践していきます。
そう、子どもを育てるために必要なのは、まずは親である大人が知ることなのです。
せかいくでは、”知る”ことには、
・子育て、教育全般のこと
・あなたの子どものこと
・あなた自身のこと
の3つを含めています。
全般的なことはもちろん、あなたの子どものこと(子どもは一人ひとり違うため)、そして世間の価値観に隠れてしまっているあなた自身の人生に対する想いや目標を知ることが、子どもの可能性もあなたの可能性をも伸ばすことに繋がるのです。
まずは親であるあなたが”しっかり知ること”を心がけてみてくださいね。
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Category ”真の”才能を発掘する方法 . 専門家コラム . 絵本・書籍紹介 . 親と子のコミュニケーション 2018.06.27