おはようございます。
世界を舞台にココロが震える本物体験を提供し、『子どもの真の才能を発掘する』、才能発掘ハンターMasamiです。
日本人の美徳の1つとして、正確性があります。
けれど、時としてその正確性が、あなたや子どもの能力を押さえつけてしまうのです。
目次
ある日、電車に乗っていると高校生のこんな会話が聞こえてきました。
『こないだ英語の授業でさ、liveが使われている英文を訳しなさいというものがあったの。
その英文がさ、”アメリカと日本の文化に住んで~”という文だったんだけど、アメリカと日本の文化に住んでって日本語、変じゃない?
だから、”住んで”を”属して”という風に訳したら先生に怒られた。
「liveには属してなんて意味はないでしょ!」だって~』
確かに、liveには”属して”という意味はないかもしれません。
けれど、この高校生は自分なりに考えて、直訳するとおかしくなると考えた。
だからこそおかしくならないように、日本語として正しいように考えたのに・・・
それが正解か誤答かは別として、ばっさりと否定してしまうなんて、もったいないと感じました。
これがきっとフィンランドだったら。
きっとばっさり否定することはなかったでしょう。
少なくとも、自分なりに考えたことを認め、褒めてくれます。
今、日本はグローバル化にともない、センター試験を廃止したり、アクティブラーニングを導入したりと様々な教育改革を行おうとしています。
しかし、
「どれだけ失敗してもいいんだよ。」
「失敗から人は成長するから。恐れなくていいんだよ。」
とどんなに伝えても、それを容認する大人がいなければ(もしくは正解にこだわる大人ばかりなら)、子どもたちはこれまでと同じ、「正解ばかりを求める日本人」に成長するだけ。
どんなに改革を進めても、それを実行・体現できる大人がいなければ、口先だけで何も変わらないのです。
これからの日本の未来を担う子ども達を育てているのは、私達大人です。
本当にグローバルでも活躍できる子を育てるため、教育改革をしっかりと活かすためには、私達大人がまずは変わらなくてはなりません。
私達は間接的であれ直接的であれ、子どもの教育に関わっているからです。
そのためには、「人を育てるための大人の教養」を知ることが必要です。
正しさにばかり囚われてしまっては、その先に広がる可能性に気付くことは出来ません。
子どもの意見を正解かどうかだけで判断するのではなく、もっと柔軟に、様々な角度から見てみてくださいね。
それが、子どもの可能性もあなたの可能性も広げるのですから。
子ども&あなたの可能性は無限大!
※グローバルで本当に活躍出来る子を育てる「人を育てるための大人の教養」をお伝え中!
Category ”真の”才能を発掘する方法 . 専門家コラム . 真のグローバル人の育て方 2018.06.01