おはようございます。
世界を舞台にココロが震える本物体験を提供し、『子どもの真の才能を発掘する』、才能発掘ハンターMasamiです。
♪いちねんせいになったら いちねんせいになったら ともだち100人できるかな♪
あなたも歌ったことがあるこの曲。
この曲にあるように、
「小学生になったら友だちをたくさん作るぞー!」
と意気込んでいた時が私にもありました・・・
けれど、友だちってたくさんいなくてはいけないものなのでしょうか?
これからやってくる、いろんな国の人たちと接する時代。
そんな時代の友だちとの付き合い方、人との付き合い方はどのようにしていくのが良いと思いますか?
目次
今、人との付き合い方に関して約10年前に書かれたある本が再度話題になっているそうです。
私も、『世界一受けたい授業』というテレビ番組を見てその本の存在を知り、早速購入して読んでみました。
その本とは、
『友だち幻想』
です。
著者は、もうお亡くなりになってしまいましたが、菅野仁さんという社会学者の方。
菅野さんは、娘さんが”人付き合いが苦手”だったことから、このテーマについて研究し、本にしたそうです。
この本の中で菅野さんは、
『”友だち”は生きる喜びをもたらしてくれるものでもあり、恐怖でもある。』
ということを述べています。
友だちから自分を認めてもらいたいけれど、みんな一緒にいなくてはいけなくて窮屈・・・とか、
○○しないと仲間はずれにされちゃうからやらなくちゃ・・・など、
あなたも、学生の頃の友だち付き合いに多少なりとも悩んだことがあるのではないでしょうか?
友だちとは、特に学生時代において、自分を認めてくれる存在であると同時に、自分を脅かす側面も持ち合わせているものなのです。
では、欧米では友だちに関する悩みってないのでしょうか?
もちろんあります。
が、日本と少し違うのは、欧米では”友だちをつくること”を日本ほど重要視していないということです。
友だち幻想の中にもありますが、日本人はいまだ、”村社会”を引きずって生きています。
そのため、
”友だちはたくさんいた方がよい”
”何でも分かり合える親友を作るべき”
という幻想にとらわれすぎて、友だち付き合いに苦労してしまうのです。
※詳しくはぜひ本を読んでみてください!「いじめはなぜなくならないのか」という菅野さんなりの考察もあり、勉強になります。
冒頭でも述べたように、そして、あなたもご存知の通り、これから様々なバックグラウンドを持った人と付き合うことが当たり前の時代がやってきます。
その時に、”日本の村社会を引きずった友だち付き合いの仕方”しか知らないと、誤解されたり悩んだりと、ますます友だち付き合いをこじれさせてしまうことにも繋がりかねません。
いまだにあなたが日本の”友だち付き合い”に固執してしまっていませんか?
あなたのお子さんが必要以上に悩んだり、落ち込んだりすることのないよう、今こそしっかりと”友だちとの付き合い方マナー”を身につけさせてあげてくださいね!
子ども&あなたの可能性は無限大!